「JO1」左から與那城、金城、河野、鶴房、白岩、木全、豆原、川尻、川西、大平、佐藤(画像提供:wowkorea)
「JO1」左から與那城、金城、河野、鶴房、白岩、木全、豆原、川尻、川西、大平、佐藤(画像提供:wowkorea)
PRODUCE 101 JAPAN」から誕生したグローバルボーイズグループ「JO1」 (大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨)が、5月25日(水)、都内にて、2ND ALBUM「KIZUNA」の発売を記念した「JO1 2ND ALBUM『KIZUNA』リリースイベント」を開催した。

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今回のアルバムは、タイトル曲「With Us」を含む新曲7曲のほか、3RD SINGLEから5TH SINGLEまでの楽曲を含む全17曲で構成。 デビュー3年目を迎えた「JO1」の、多様な魅力が感じられる作品となっている。

アルバム購入者を対象とした抽選で選ばれた400名のファンが招待された当イベントは、「JO1」 Official YouTubeで生配信も実施。開演前には、佐藤が場内アナウンスをするサプライズもあり、たどたどしく噛みながらも丁寧に話す佐藤の声に、会場には笑いが広がった。
イベントは、アルバムタイトル曲「With Us」のステージで幕開け。ピンクと白で揃えた衣装のメンバーたちは、メンバーカラーに移り変わるペンライトの光を前に、笑顔でパフォーマンス。爽やかでありながらどこかノスタルジックな雰囲気で会場を包み込んだ。

「2ND ALBUMリリース日、待ってたよ〜!」と声を上げ、「アルバムすでにいっぱい聴いたよって方!」「持ってるの(スローガンやうちわ)あげて〜!」などと呼びかけコミュニケーションをはかる與那城。すると佐藤は、ファンが持参したグッズを掲げた景色を見て「全部俺だね」と、お決まりのフレーズで笑いを誘った。「この会場にお客さん入ってるの初めて見たので嬉しいです!」(大平)、「JAM(=「JO1」のファン)!会えることを楽しみにしてました!」(河野)、「リリイベで初めて人を入れてやりますよね。オフラインの人も、オンラインの人も盛り上がっていきましょう!」(木全)、「これからもどんな時もWith Us、ということで、楽しんでいきましょう!」(川尻)、「朝から(テレビの生出演を)やってきたけど、ここに合わせて来ました!」(川西)、「髪切ったんですけど、どうですか?メンバーから好評なんですけど、もう長いのが恋しいです」(佐藤)などと1人ずつあいさつすると、アルバム名にちなんでメンバーとの絆についての話題へ。

絆を感じる瞬間を河野が「出番前に決め事ではないけど、全員とハグする」時だと話すと、その様子を再現することに。河野の身体を鶴房に向かせる白岩をよそに、河野が白岩に抱きつくと両サイドの鶴房と木全が挟み込むようにくっつき、4人でハグ。そのやりとりに全員が笑顔になった。アルバムリリースに合わせて、様々な取材でメンバーとの絆トークを聞かれ「もう無い」「出し尽くした」というメンバーたちの中、河野が最新絆エピソードを披露。本番前に必ず歯磨きするという河野は、「今朝歯ブラシ忘れて、『どうしよう』ってメンバーに言ったら、木全がサラの歯ブラシを持ってて、『えぇ?すごいな!』って」と今朝の出来事を明かした。與那城がファンに座るように促すと、その声に反応し地べたに座るというボケが被った白岩、川西、佐藤の3人。「これも絆!」とリアルタイムで絆エピソードを更新し、仲の良さを感じさせた。

アルバムで好きな曲については、豆原は「パフォーマンスがかっこいいし、ライブで楽しい」とし「Walk It Like I Talk It」をあげ、「大変な振りだけど達成感があって、練習が終わった後楽しいって思えた」と白岩も共感を示した。また、収録曲「Touch!」の作詞に参加した河野は、「自分の名前がクレジットにのるのが信じられない。インストを聴いて好きだなと思って、書きたいと思った。JAMのみなさんにタッチできたら良いなという気持ちを込めた」と曲への想いを語った。河野が作詞に挑戦していることはメンバーも小耳に挟んでいたらしく、木全と金城はデモを聴いた時点で「Touch!」が河野の作詞であると勘づいたと言う。「1発で気付きました。純喜くんらしさが出てた」と話す木全に、同意するように金城は頷いた。「もう聴いた人!」と問いかける川尻に、ファンがペンライトをあげ応える中、金城は背伸びまでして誰よりも高く手をピンとあげた。初公開となる「Touch!」のレコーディング映像をみんなで鑑賞している時、熱唱する鶴房が映ると、その可愛らしさにメンバーは大喜び。鶴房の熱唱カットが映るたびにメンバーの楽しげな笑いが響いた。

JAMから募った"「JO1」とのKIZUNAエピ"を紹介するコーナーでは、Twitterに投稿されたものや、来場したJAMが書いた付箋で彩られたボードの中から、メンバーたちがエピソードをピックアップ。「JO1」への感謝の気持ちや、「JO1」とJAMの絆、「JO1」が繋いだJAM同士の絆などのエピソードを、メンバーたちは嬉しそうに読み上げながら、何度も「ありがとうございます」「嬉しい」と伝えた。

続いては、TVアニメ「群青のファンファーレ」オープニングテーマである「Move The Soul 」のステージ。声優として出演した大平と木全が曲振りを任され、役になりきって「さあ、やってきました!2番!2番!」「Move The Soul… 」と締まりなく言うと、メンバーから「行ける?(笑)」とこのまま曲に入ることへ不安の声が上がった。しかし曲が始まれば雰囲気は一変。曲振りの緩さとは対照的な、キレのある疾走感溢れるパフォーマンスで会場を盛り上げた。

イベント当日はアルバム発売日ということで、オリコンデイリーアルバムランキングの発表も。緊張感が漂う中スクリーンに1位の文字が映し出されると、ハグしたり肩を組んだりし、喜びと安堵の笑顔を浮かべるメンバーたち。「ありがとうございます」「JAMのみなさんのおかげ」「ちょっとホッとした」「緊張した」などと気持ちを吐露した。與那城が「今日何日ですか?」と問うと、「わかった!給料日!」とボケる佐藤。会場が笑いに包まれている間に、木全と鶴房がケーキを運びながら登場。5月30日に20歳の誕生日を迎える豆原のバースデーサプライズがおこなわれ、「JO1を17歳からやってきてもう20歳になるのかと、すごく早く感じます。20歳になった豆原一成と、全員が20歳になったJO1を、これからも見守ってくれたらと思います」と豆原は語った。

サプライズはこれだけでなく、もうひとつ映像があるとその場で知らされたメンバーたちは「何?」「本当に知らない」と戸惑いながらもスクリーンに注目すると、初アリーナツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」の開催が発表された。念願だったツアーということで、両手を挙げたりハイタッチしたりで喜びながらも、「本当に?」「今初めて知った」「手の震えが止まらない」と驚きが隠せない様子。会場のファンも、予期せぬ嬉しい知らせに思わず声が漏れ出した。ツアーも決まり、改めて最後のあいさつ。鶴房は「今知ってビックリしてるんですけど、とりあえず、ぶっかまそうと思います!」と意気込み、川西は「時間は早くて僕らも3年目、今日ももう終わりですが、またみなさんの前に立てる機会をいただけました。みなさんのおかげなので、お返しできるように頑張ります。1位もありがとう!」と、金城は「復帰してから少しずつ皆さんに会える機会が増えてきているのも、新型コロナウイルスの対策など日頃の行いが出ているのかなと思います。ツアーも決まって、初めてなのでめっちゃ緊張しているんですけど、絶対にJAMでよかったと思ってもらえるように、精いっぱい頑張りましょう!」と、河野は「今日嬉しい発表がたくさんありました。デイリーランキング1位ありがとうございます。今回のアルバムはみんなで力を合わせて作ってきたので、この結果が嬉しいです。1歩ずつ1歩ずつJO1が進んでいけるのも、JAMのみなさん、スタッフさんのおかげです。たくさんたくさんもらっているので、倍返しできるように全力で頑張っていきたいと思います!」と、白岩は「楽しい時間はあっという間です。なかなか会えない期間が続いた中で、僕らはみなさんに何をしてあげられたんだろうという思いが強く、くじけそうになった期間がありました。みんなからはもらってばっかりなので、もっともっと好きになってもらえるように、もっと努力して、次に会う時はもっとカッコいい姿で会えるように頑張りたいと思いました。CDを出す度に1位をありがとうございます。また、すぐお会いしましょう!」とコメント。「アルバム1位やツアーの発表があって、すごく嬉しく思います。何をするよりもステージに立ってパフォーマンスをするのが1番大好きで、今日も全力でやりました。ツアーもそうですし、今後のステージも、常に全力で本気を出せれたらいいなと思いますので、今後も応援よろしくお願いします。ありがとう!」と、豆原はケーキをひと口パクリ。

「アリーナツアー決定、ありがとうございます。みなさんの応援があったからこそ、こういったイベントもたくさんできますし、今から自分自身もどうやったらみなさんを楽しませられるのか、そのことで頭がいっぱいです。ツアー楽しみに待っていてください。これからも応援よろしくお願いします!」(木全)、「JO1になってからファンになった方もいると思いますが、オーディションから応援しているという方もいると思います。オンライントーク会で『会いたいんですけど地方で会えないです』という方もいましたが、今回やっと会いにいけるんだな、というのが率直な感想です。僕も会いたかったので、早く地方のみなさんと楽しい時間を共有したいです。待っててください!」(大平)と続き、他のメンバーのコメント中に込み上げてきてしまう涙を乾かそうと必死に自分の目元をパタパタと仰いでいた佐藤は、「驚くことがたくさんありました。これからもみんなと、いろんなことがしたいです。いろんなところ回って、愛知でできるのも本当に嬉しいです。これから全国回っていくので、みんなで一緒に頑張っていきましょう!」と伝え、與那城は「アルバムを出すことができて、ツアーが決まって、夢にまで見たことがやっと現実になったようです。JAMのみなさんに恩返しをずっとしたいと思っていたので、ようやく少しずつできるようになってきたのかなと思います。全力でJAMのみんなを幸せにしますので、待っていてください!」と話した。

ツアー決定のお知らせを受け涙していた川尻は、メンバーのコメント中静かに涙を拭き気持ちを保っていたが、「まずはアルバムデイリーランキング1位ありがとうございます。毎回大きなプレゼントをくれて、僕たちももっと頑張りたいと思える原動力になります。さっきツアーの発表で、みなさんから『キャー』って歓声が出ちゃった時に」と話していくうちに、またも涙が込み上げ「それを聞いた時に、このために生まれてきたんだなって思っちゃって…。今日もすごい楽しかったし、ライブツアーも絶対に楽しいものにするので、絶対会いましょう。大好きです。帰って練習しましょう!」と最後は笑顔を見せた。川尻が涙を浮かべると、タオル渡そうと近づく木全は、渡す直前に先に自分が涙を拭くような素振りをして小ボケを挟んだり、佐藤は言葉に詰まる川尻ではなく隣にいる與那城の背中をさするというボケで和ませたり。自然と温かな空気を作るメンバーたちからは、JO1らしい絆が感じられた。「ワクワクを忘れずに待っていてください!」(與那城)とこれからに期待を持たせると、メンバーたちは会場の全員と目を合わせるかのように、客席を見渡しながら手を振り、ステージを後にした。


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