中国のSNSで小学校用教科書の「イラスト」が炎上…「中国人を醜く描いている」と批判が殺到

最近になって、中国の小学校で使われている教科書のイラストが「中国人を醜く描いている」と批判され、SNS上で話題となっている。

　中国メディアの報道によると、批判を受けているのは中国教育部が管轄する出版社「人民教育出版社」の小学校用教科書。ネットユーザーらは、同教科書のイラストについて「画風が醜く、中国人のイメージに合わない」などと批判している。

　同様の批判は個人のSNSに留まらず、人民教育出版社の公式SNSにも及んでいる。同SNSには「あなたたちの教材は中国人を醜く描いている」「お前らは何を考えているんだ？中国人を醜く描くことで、無意識に中国人が下等民族だという認識を植え付ける気なのか」「教育部内部には危険人物がいるらしい。どうやったら、あんな気持ち悪いイラストを教材に使えるんだ」といった批判的なコメントが殺到しているのだ。

　この騒ぎを受け、人民教育出版社は26日にコメントを発表。問題となっている教科書のイラストなどを一部変更することを表明した。