日米韓の外交次官が電話会談、北朝鮮のミサイル対応のための協力を再確認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日米韓の外交次官が電話会談、北朝鮮のミサイル対応のための協力を再確認=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 韓国外交部のチョ・ヒョンドン第1次官が米国のウェンディ・シャーマン国務副長官と外務省の森健良事務次官と25日(きのう)に電話会談を行い、北朝鮮のミサイル対応に対する三国間の疎通と協力を再確認した。

 韓国外交部によると、日米韓の外交次官は北朝鮮が前日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)と短距離弾道ミサイルを相次いで発射したことが多数の国連安全保障理事会決議を明確に違反したものであり、朝鮮半島および国際平和と安全を深刻に脅かす重大な挑発だと指摘してこれを強く糾弾した。

 さらに、国際社会の断固として一致した対応が必要だということで意見が一致し、国連安保理レベルでの措置など、今後の対応措置と関連した三国間の疎通と協力を強化することにした。

 外務省はこれと関連して「北朝鮮の完全な非核化に向けて、日米韓安全保障協力を含む地域の抑止力強化、安保理対応で日米韓が緊密に連携することで意見が一致した」と伝えた。

 米国のシャーマン副長官は韓国と日本の防衛に向けた米国の堅固な意志を確認したと米国国務省が明らかにした。シャーマン副長官は北朝鮮との外交の扉が依然として開かれていると言及しながらも「米国は同盟国の安保を保障するために必要なすべての措置を取る」と強調した。さらに、北朝鮮が不法で不安定な役割を中断し、その代わり持続的で真摯な対話に参加することを促した。

 日米韓外交次官は最近、深刻な北朝鮮内の新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の状況に対する懸念を共有したりもした。特に米韓両国は北朝鮮の新型コロナ対応のための人道的支援を提供する用意をしていることを再確認した。

 また、日米韓外交次官は最近、「米国のバイデン大統領の訪韓および訪日が朝鮮半島問題はもちろん、主要域内およびグローバルイシューに対する日米韓協力の重要性を強調する契機になった」と評価し、安保協力を含む三国間協力を持続的に強化していこうと述べた。

 日米韓三国の外務次官は早期にソウルで日米韓外交次官協議を開催する予定だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 84