外交筋によると、金氏はまず米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表と電話協議を行った。両氏は、国際社会の度重なる警告にもかかわらず北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに遺憾を表明し、国際社会と協力して対応していく立場を改めて確認したとされる。
金氏は続けて日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長とも電話協議し、北朝鮮のミサイル問題を話し合った。
バイデン米大統領が韓日両国の訪問を終えて日本を離れた直後のミサイル発射だったことから、韓米首脳会談と日米首脳会談の結果などに対抗する武力示威の面があるとみて、米国、日本と対応策を議論したようだ。
韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が同日午前6時と同37分、同42分ごろ、平壌・順安から朝鮮半島東の東海上に弾道ミサイルを発射したと発表した。軍当局は3発の弾道ミサイルの飛距離や高度などを分析している。
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