米韓首脳、日韓関係改善に共感…「日米韓合同軍事演習に関する話は出ず」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米韓首脳、日韓関係改善に共感…「日米韓合同軍事演習に関する話は出ず」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領と米国のジョー・バイデン大統領は21日(きょう)、米韓首脳会談を通して日韓関係の改善にも共感を示したという。ただ、日米韓合同軍事演習の話は論議されなかったことが確認された。

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 韓国・国家安保室のキム・テヒョ第1次長はこの日、米韓首脳会談直後のブリーフィングで「米韓首脳会談で米国側が日韓関係の改善を望む発言はあったのか」という取材陣の質問に「日韓が互いに信頼を築き、過去の歴史問題を含め、これまで両国関係の妨げとなってきた障害物を徐々に除去していくことに努力するということは米国も知っており、日本も共感し、韓国もそのように考えている」と答えた。

 続いて、「日本も参議院選挙があり、韓国も(地方)選挙があるので、三国が安心して見守りながら、まず航空便の路線から開き、市民が観光によって行き来もし、そうすれば経済・安保的な障壁も一つずつ乗り越えていくことが出来るという共感があり、(米韓首脳共同声明には関連内容が)2行分含まれた」と説明した。

 『米韓首脳共同声明』には「両首脳は北朝鮮の挑戦に対応し、共同安保と繁栄を守り、共同の価値を支持し、規範に基づいた国際秩序を強化するための日米韓3国協力の重要性を強調した」という内容が含まれた。

 また、「両首脳は共同の経済的挑戦に対する効果的な対応において、日米韓3国協力の重要性を強調した」と明らかにした。

 日米韓三国は北朝鮮の核実験に備えていると韓国・大統領室は伝えた。

 韓国・国家安保室のキム・ソンハン室長は「北朝鮮が7度目の核実験を行う場合の対処」を問う質問に「独自に国内レベルで対応できる部分、米韓がともに対応できる部分に分けて、今、介入が準備されている」とし、「必要ならば、日米韓3国の安保室長間にも対処案を事前に協議できる準備をしている」と述べた。

 ただ「(首脳会談で)米韓合同軍事演習の話は出たが、日米韓合同軍事演習の話は出ていない」と説明した。
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