「韓国半導体供給網の役割」海外メディア、バイデンのサムスン訪問に注目

米国の主要外信が、ジョー・バイデン大統領の初訪韓を主要記事として一斉に報道した。

　CNNは20日（現地時間）、バイデン大統領がキョンギド（京畿道）ピョンテク（平沢）市オサン（烏山）の米軍基地に到着した後、「北朝鮮が訪韓期間中にミサイル試験を行う可能性があるという情報当局の警告が高まるなど、北東アジアが不安定な時期に同盟を再確認するという意味合いを含めて韓国に到着した」と報じた。

　CNNはバイデン大統領が到着直後、直ちにユン・ソクヨル（尹錫悦）大統領と共にサムスン電子半導体工場を視察したことについて「バイデン大統領は主な部品を中国外から調達し、米国産業を中国供給網から分離することを優先してきた」と評価した。

　ワシントンポストは「バイデン大統領が、ユン大統領の初の首脳会談の相手となった」とし「ユン大統領は米韓同盟の強化を核心に掲げており、世界10位の経済規模を持つ国家として単に対北朝鮮外交だけに重点を置くのではなく、グローバル舞台でより積極的な役割を果たそうとしている」と伝えた。

　バイデン大統領とユン大統領が共にサムスン電子工場を視察したことについては「グローバル半導体供給網で韓国が果たす役割を示している」と分析した。