海外旅行のネックとなっていた入国PCR検査費用、23日からは4人家族で約35万ウォン節約=韓国(画像提供:wowkorea)
海外旅行のネックとなっていた入国PCR検査費用、23日からは4人家族で約35万ウォン節約=韓国(画像提供:wowkorea)
海外旅行費用のネックとなっていた入国時のPCR検査の代わりに迅速抗原検査(RAT)が認められることになる。タイへの旅行を基準とすると4人家族で約35万ウォン(約3万5000円)を節約できる見通しだ。

16日韓国防疫当局によると、23日からは海外から入国する際に48時間以内に実施したPCR陰性確認書と24時間以内に実施した専門家用迅速抗原検査の陰性確認書の提出を並行することになった。来月1日からは入国から6~7日目の迅速抗原検査も義務から勧告に変わる。現在は帰国時に△入国前48時間以内のPCR検査、△入国後1日以内のPCR検査、△入国後6~7日目の迅速抗原検査など、3回の検査を経なければならない。来月1日から入国後1日以内のPCR検査の義務は「3日以内」に変更される。

最近は新型コロナウイルス状況が改善されたことで旅行需要が増えたものの、現地のPCR陰性確認の費用が問題だった。英国、タイ、ドイツ、シンガポールなどの主な国が入国時のPCR検査を免除したものの、韓国は入国時に依然として陰性確認書を要求するためだ。

そのためタイを基準とすると出国時には特別な費用が発生しないが、帰国時には現地で約10万ウォン(約1万円)の費用がかかるPCR検査を受けなければならなかった。

しかし23日からはタイのバンコクを基準としてPCR検査の代わりに約9000ウォン(約900円)の専門家用迅速抗原検査を受ければよい。

英国を基準とすると、帰国のため1人当たり6万ウォン(約6000円)が発生するPCR検査の代わりに、半分の費用である3万ウォンが発生する簡易検査(専門家用迅速抗原検査)を受ければよい。さらに接種者と同伴する子どもの隔離免除の年齢が来月1日からは現在の満6歳未満から満12歳未満に拡大される。子どもを同伴した家族はそれだけ帰国時の検査費用を節約することができる。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85