韓国男子バレー外国人トライアウト、セルビア出身選手が「偽書類」提出か…KOVO側「プレー可能」と判断(画像提供:wowkorea)
韓国男子バレー外国人トライアウト、セルビア出身選手が「偽書類」提出か…KOVO側「プレー可能」と判断(画像提供:wowkorea)
韓国バレーボール連盟(KOVO)が主幹する外国人選手トライアウトに参加し、KB損害保険が指名したニコラ・メルニャナク(Nikola Meljanac)が連盟に提出していた「FA確約書」が偽物だったとして物議を醸したなか、KOVO側は「KB損害保険でプレー可能」と判断した。

NIK の最新ニュースまとめ

 KOVOは「メルニャナク選手が、現所属チーム(OKレッドスター/セルビア)とバイアウト(最小限の移籍金支給)条件で契約解除合意書を今月4日に作成した」とし、「これにより、メルニャナク選手がKB損害保険と契約することについて、問題がないことを確認した」と明らかにした。

 KB損害保険は先月29日、2022 KOVO男子の部外国人選手ドラフトで、3位でメルニャナクを指名した。しかし、セルビアリーグのOKレッドスターが「メルニャナクと2022~2023シーズンまで契約状態」と主張したことから、これが問題となった。つまり、「二重契約」ということになる。

 さらに、メルニャナクのKOVOドラフト志願書と契約同意書に「誤り」があったとして、問題はより大きくなった。契約同意書内の「前所属チーム確認書」には、契約年度が2022年ではなく、2021年と記されていたという。

 同件について、KOVOは「OKレッドスターに書類に関して事実を問い合わせた」とし、「OKレッドスターは『確認書をOKレッドスターが作成したのは事実。誤解を招くような誤った記載があった。メルニャナクは、OKレッドスターと契約が有効になっている選手であることは確かだが、KOVOのトライアウト参加を認め、バイアウトを通じた移籍に同意する』との回答を得た」と説明。OKレッドスターとメルニャナクの契約が「解除」されたことを確認したとKOVOが明かした。

Copyrights(C) Mydaily wowkorea.jp 4