中国本土、新型コロナ新規感染者「1852人」…上海は減少傾向＝中国報道

中国・国家衛生健康委員会の発表によると、5月11日の一日で、中国本土において新たに1852人の新型コロナウイルス国内感染者が確認された。そのうち感染確定例が222例、無症状感染例が1630例であった。

中国本土での感染確定例222例は、8つの省市＜上海144例、北京35例、河南（かなん）省21例、青海（せいかい）省13例、吉林省3例、広東省3例、遼寧（りょうねい）省2例、貴州（きしゅう）省1例＞に及んでいる。

同日、新たに5例の死亡例が報告されており、いずれも上海市で確認された。中国本土での現在の感染確定者数は7229例となった。そのうち444例が重症患者である。

また、その他1630例の無症状感染例は15の省市区に波及した。

その内訳は、上海1305例、遼寧省85例、河南省77例、江蘇（こうそ）省47例、四川省25例、青海省25例、浙江（せっこう）省20例、江西（こうせい）省14例、北京11例、河北（かほく）省10例、貴州省4例、吉林省2例、広東省2例、広西チワン族自治区2例、山東省1例となる。

現在、医学観察が行われている無症状感染者は7万5098人にのぼる。