中国が新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンを使っていない理由について、外交部の趙立堅(ちょう・りっけん)報道官が言及した。

 趙報道官は11日の定例記者会見に出席。会見では、中国で高齢者へのワクチン接種が進んでいないことや中国がmRNAワクチン接種を行っていない理由について質問がなされた。

 これに対し、趙報道官はまず「それらの問題はどれも具体的な技術に関わる問題なので、専門の担当部署に聞いてほしい」と受け流した。

 その上で「私の聞いているところでは、中国の高齢者へのワクチン接種状況はかなり良好であり、多くの国家に比べて免疫水準は高い」とし、mRNAワクチンについては「中国にも専門家がいるので、担当部署に聞いてほしい」と明言を避けた。
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