「中国は新型コロナの統制に失敗すれば、155万人が死亡する恐れがある」という分析が公開された(画像提供:wowkorea)
「中国は新型コロナの統制に失敗すれば、155万人が死亡する恐れがある」という分析が公開された(画像提供:wowkorea)
「中国は、新型コロナウイルス感染症の統制に失敗すれば、155万人が死亡する恐れがある」という分析が公開された。

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香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)はきょう(11日)、国際学術誌“ネイチャーメディシン”に掲載された中国内のオミクロン株拡散予測モデルの研究を引用し「中国で5~7月の間に新型コロナのツナミが迫り、少なくとも1億1200万人が感染するおそれがある」と報道した。

この研究は、中国上海の復旦大学と米インディアナ大学、米国立保健院の研究員がそれぞれ1人ずつ参加して作成したものである。

この研究陣は「3月中旬のワクチン接種率の水準で、もしオミクロン株の拡散が急増する場合、重症患者は270万人に達するだろう」と予想した。

また「死者は約155万人発生するおそれがある」と推定した。「特に3月中旬現在で、60歳以上のうち5200万人がワクチンを2次以上接種していないことを踏まえ、60歳以上のワクチン未接種者が死者の4分の3を占めるだろう」と見通した。

研究陣は、最善のシナリオとして「全ての有症状患者が、中国で使用・承認されている経口治療薬“パクスロビド”の処置を受ければ、重症患者と死者が89%ちかく減る可能性がある」と説明した。

一方、WHO(世界保健機関)は「強力な封鎖・隔離に基づいた中国の “ゼロコロナ”政策は、持続可能ではない」と指摘している。

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