北京市疾病予防管理センター副主任・厖星火(マン・シンフォ)は、4月22日~5月9日午後3時までで、同市における新型コロナウイルス累計感染者数が777人に達し、15の区に波及していることを明かした。
同氏は「いまだ社会面(隔離管理対象以外の一般コミュニティ)におけるウイルスの感染伝播の鎖を断ち切れていない。社会面での新たなクラスターの発生は、現在の防疫作業の最大のリスクとなる」と警戒した。
これに先立ち北京では、感染者数人が喉の痛みなど呼吸器の症状が出ているにも関わらず、その後のPCR検査で陰性となっていた。専門家は、症状がある場合にはたとえ検査結果が陰性であっても「油断しない」よう注意喚起した。
北京市衛生健康委員会の発表によると、5月9日の一日で同市において新たに74例の新型コロナウイルス感染者が確認されている。そのうち61例が感染確定例、13例が無症状感染例であった。
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