韓国外交部と日本外務省によると、双方は前夜ソウル某所で2時間ほど行なわれた夕食会で「最近の厳重な地域情勢の中、速やかな日韓関係改善は必須であり不可欠だ」ということで認識が一致した。
特に「最近、朝鮮半島の状況および急変している国際情勢の中、日韓・日米韓間の緊密な協力強化が必要だ」ということで意見が一致した。
パク候補は「1998年の “21世紀新たな日韓パートナーシップ共同宣言”(金大中・小渕宣言)の精神を継承・発展させていく必要がある」と語った。
ユン政府は「過去を直視しながらも、日韓関係の未来像を包括的に提示した “金大中・小渕宣言”の精神を発展的に継承し、両国の未来世代の開かれた交流を拡大する」方案を、国政課題として採択している。
双方は両国間の様々な懸案解決のため、今後よりスピーディーに外交当局間の協議などを行なうことにした。
ただ林外相は、元徴用工・元慰安婦判決などの懸案について「韓国が合意を破ったので、解決策を持ってくるように」という基本的な立場を維持していることが伝えられている。
パク候補は、日韓間の人的交流を新型コロナウイルス感染症事態以前に戻すため「キンポ(金浦)-羽田路線の再開」「ビザ免除の回復」などを推進していくことを提案した。双方は「新型コロナの状況を見守りながら、人的交流を再活性化させることは望ましい」ということに共感した。
また林外相は「できるだけ早い、パク候補の訪日を期待する」と語った。
林外相はきょう(10日)ユン大統領と面談し、岸田文雄首相からの就任祝賀親書を手渡すものとみられる。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 96