尹錫悦氏側「“女性家族省”廃止の立場には変わりはない」＝韓国

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）次期大統領当選者側は、「女性家族部（省）廃止」の立場を改めて明らかにした。

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ユン氏側の報道官はきょう（5日）、声明文を通じて「国民との約束を守るために、女性家族部廃止の公約を推進するという立場に変わりはないことをお伝えする」と明らかにした。ただ「長官（大臣）を中心に、女性家族部が遂行している機能と役割などに対する綿密な検討と十分な社会的論議を経て、推進していく」と付け加えた。

部署改編のためには、政府組織法を改正しなければならないことから、過半数の議席を保有している共に民主党の協力が必ず必要となる。ユン氏側は「公約実践のための政府組織法改正も、新政府発足後、該当部署を中心に深く検討した後に推進していく計画だ」と伝えた。

ユン氏側は、キム・ヒョンスク政策特別補佐を女性家族相候補に指名した状態である。政権引き継ぎ委員会が今月3日に発表した国政課題に、「女性家族部廃止」が盛り込まれていなかったことから、次期与党“国民の力”の一部の支持層からは「公約を事実上撤回するのではないか」という反発が出ていた。