ユン氏はきょう(4日)、カンウォン(江原)地域3都市の訪問を最後に「約束と民生の行動」として1か月余間行なってきた地方巡回を終える。
ユン氏側は「当選への感謝のあいさつと、民心の声を聞くための日程だ」と説明しているが、現与党“共に民主党”は「6月1日の地方選挙を目前に控えた明白な “選挙介入”だ」と批判している。
しかしユン氏の地方巡回期間に、政界の焦点は新内閣候補者たちの各種疑惑などが問題となった聴聞会に向けられたことで「ユン氏の地域訪問の主旨と効果が色あせたのではないか」という指摘も出ている。
加えて、「検捜完剥」における与野党の攻防も、ユン氏の地方巡回の知らせを陰に追いやった。しかも、政権引き継ぎ委員会が発表した110の国政課題は「ユン氏による主要な大統領選の公約から後退した」という指摘も出ている。
そのようなことから、いわゆる「尹錫悦マーケティング」が功を奏したのかに対する評価も、政界では肯定と懐疑に分かれている。
世論調査企業“韓国ギャラップ”が先月29日に実施した調査によると、ユン氏の職務支持率は43%であった。
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