ミアシャイマー教授は取材に対し、米国とヨーロッパの同盟国らがウクライナを北大西洋条約機構(NATO)に加盟させようとしたことについて、「西側諸国はウクライナをロシアとの境界におけるとりでにしようとしたが、それはロシアにとって存亡の危機と捉えられ、今回の(ウクライナ)危機をもたらした」と述べた。
その上で「米国とロシアはどちらも絶対に勝ちたいと思っている。このような状況下では、和平交渉を進めるのは難しく、ロシアとウクライナの戦争は終わりが見えない」と強調した。
また、戦争長期化の国際体系への影響については、「今回の戦争は食糧危機をもたらすかもしれない。また、米国の対東アジア政策にも影響するだろう」とし、「我々は20~30年後にようやく今回の戦争が大きな転換点だったことに気づくだろう」と語った。
ミアシャイマー教授は最後に「米国とロシアの関係はひどい状態だ。これ以上悪化しないことを願う」と話した。
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