韓国芸能界に指摘されてきた国民保険料滞納、JIMIN（BTS）の件を機に再び注目高まる可能性も＝韓国報道

韓国ボーイズグループ「BTS（防弾少年団）」メンバーのJIMINが、国民健康保険料の滞納で物議を醸している中、所属事務所のBigHitミュージックが公式立場を明かし、滞納はJIMINがしたことだが、それを確認できなかった責任は事務所にあると説明した。

JIMIN（BTS（防弾少年団）） の最新ニュースまとめ

　韓国メディアの「ビズ韓国」は24日、「JIMINが国民健康保険料を滞納し、国民健康保険公団から保有するマンションを差し押さえられた事実が、後から確認できた」とし、「JIMINは4回の差し押さえ登記が発送された後に、滞納した国民健康保険料を完納した」と報じた。

　JIMINが昨年5月に購入したマンションの登記簿謄本には最近、「差し押さえ（資格徴収簿-505）」という表記と管理者として「国民健康保険公団」と書かれていたが抹消されたという内容が記載されている。これは、JIMINが今月22日に国民健康保険料を完納し、該当の内容の一部が抹消されたとみられる。

　国民健康保険法第81条によると、督促を受けた者が期限までに健康保険料等を納付しなければ保健福祉部（部は日本の省に相当）長官の承認を得て、国税滞納処分例によりこれを徴収することができる。差し押さえられた財産は、取り立てまたは公売などの処分をして未納された保険料を強制徴収する。すなわち、JIMINが未納・延滞した健康保険料を納付しない場合、差し押さえられたマンションは公売処分される可能性があったのだ。

　これまで、芸能人の国民保険料滞納は指摘され続けてきた問題だ。2014年、国政監査には芸能人の国民健康保険料滞納件数と金額が公開され、深刻性が提起された。2019年の国政監査でも高所得職の滞納が確認されており、芸能界全般にわたって再び健康保険料の未納および滞納関連の問題が騒がれる可能性もある。