きょう(23日)大統領就任準備委員会によると、ユン氏の就任式の参加人数は計4万1000人規模である。就任準備委員会の報道官は前日の会見で「当初の防疫指針にしたがって計画されていた規模から(指針が解除されたため)、かなりの引き上げが成された結果だ」とし「一般参加あるいは特別招待対象の国民などの詳細は、現在協議中だ」と説明した。
つづけて「(5月10日の)午後は、ソウル・ヨンサン(龍山)大統領執務室時代の開幕を知らせる簡単な記念行事と、国内の要人と外賓のための慶祝宴会および夕食会が、これまでの慣例にしたがって行なわれる予定だ」と伝えた。
現在、就任式に招待された国内の要人のうち、ユン氏と大統領選を戦ったイ顧問は含まれていないことが伝えられている。就任準備委員会の関係者は「立法・司法・行政機関をはじめ主要な政治家の方々は招待されるが、特定の大統領選候補者に関しては話し合われていないと我々は聞いている」と語った。
就任準備委員会のパク・チュソン委員長もラジオ番組とのインタビューで、イ顧問の招待について「我々内部ではまだ検討していないが、来られることはとてもよいことだ」とし「これまで前例がなく、大統領選で戦った候補を招待したことはなかったため、まだ検討していない」と語った。
しかし、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の就任宣言式の時、大統領選を戦ったユ・スンミン(劉承旼)前“国民の力”議員(当時 “正しい政党”の大統領候補)が出席した前例があるため、イ顧問もユン氏の就任式に出席する余地は残されている。ただ文大統領の時は、パク・クネ(朴槿恵)元大統領の弾劾による早期の大統領選であったため、政権引き継ぎ委員会の立ち上げもなく就任準備委員会も立ち上げられなかった。そのため文大統領の就任式は略式で行なわれた。当時ユ前議員は、就任式に出席した唯一の大統領選候補であった。
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