中国国防省は15日、声明を通じて「人民解放軍東部戦区は最近、台湾周辺海域と空域で戦争に備えた多目的訓練を行った」とし、「これは現在、台湾の安保状況と国家権守護の必要性による行動だ」と明らかにした。
さらに、「中国軍は戦闘準備を実施し、台湾独立の試みを挫折させる外勢干渉にあらゆる必要な措置を取る。国家主権と領土保全を死守する」と強調した。
国防省は特に「米議会議員が中国の強力な反対を押し切って意図的に台湾を訪問した」とし、今回の演習が抗議性武力示威であることを明確にした。前日、米上院・下院議員6人は政府専用機に乗って2日間の日程で台湾を訪問している。
国防省は「アメリカの今回の行動は『一つの中国』原則と中米3大連合公報(米中間の相互不干渉と台湾兵器輸出削減などをめぐる両国間合意)に違反するものだ」とし「両国関係の政治的基盤を深刻に傷つけ、台湾海峡情勢の緊張を高めた」と批判した。
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