日本とベトナム、W杯最終予選ドロー＝“ハンソマジック” 韓国人監督率いるベトナムは「有終の美」

韓国人監督パク・ハンソ氏率いるサッカーベトナム代表が、日本代表とのアウェー戦を価値あるドローとし初のW杯最終予選を締めくくった。

パク・ハンソ の最新ニュースまとめ

　日本とベトナムは29日午後、埼玉スタジアムでカタールW杯アジア地区最終予選グループB第10戦に臨み、1-1で引き分けた。

　ベトナムは、W杯出場を確定させた日本を相手にグエン・タン・ビンが先制ゴールを決めた。しかし後半9分、日本の吉田麻也が同点ゴールを決め、試合は1-1のまま終了のホイッスルが鳴った。

　日本を相手にした戦績で4戦全敗のベトナムは今回、初めてドローを記録。これにより、ベトナムはW杯最終予選グループBで1勝8敗1分け・勝ち点4で日程を終えた。順位はグループB6か国の中で最下位。

　W杯進出とは距離が遠いまま終了したベトナムだが、最終予選では善戦した。中国を相手に歴史的な「最終予選初勝利」を挙げ、グループBの最強国＝日本を相手に勝ち点1を獲得するという大きな成果を挙げた。