現代自動車のFCV「ネッソ」(天安市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
現代自動車のFCV「ネッソ」(天安市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が、1~2月の燃料電池車(FCV)販売台数世界1位を記録した。エネルギー市場専門の韓国調査会社、SNEリサーチが30日、発表した。

 1~2月に世界で登録されたFCVの台数は前年同期比20.3%増の2269台で、昨年1月に発売された現代自動車の初代「ネッソ」の2021年モデルが市場全体の成長をけん引したと分析された。

 同社は1~2月に前年同期比35.0%増の1100台を売り上げ、シェア48.5%で1位となった。

 一方、トヨタ自動車は同18.2%減の728台を売り上げた。市場シェアは32.1%。

 昨年1~2月にシェア1位だったトヨタは、供給網(サプライチェーン)の混乱により今年初めの供給台数が減少したものとみられる。

 ホンダは同9.1%減の70台を販売。シェアは3.1%で3位につけた。

 SNEリサーチは「過去3年間FCV市場をリードしてきた現代自動車の優勢が当分の間続くと予想される」とし、「今年も市場1位の座を守れるか注目される」とコメントした。


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