防衛省の関係者は「北朝鮮が発射した発射体は日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落ちたようだ」とし、「この物体による被害は確認されていない」と明らかにした。
日本政府は首相官邸の対策室に関係省庁の担当者を緊急招集し、関連情報を収集している。
韓国合同参謀本部もこの日午後2時38分頃、担当記者団に送ったメッセージで「北朝鮮が東海(日本海の韓国名称)上に未詳発射体を発射した」と明らかにした。
韓国軍当局は発射体の飛行距離や高度などの諸元を分析中だ。
この日の発射は今月20日午前にピョンアンナムド(平安南道)スクチョン(粛川)から東シナ海上に放射砲(多連装ロケット砲の北朝鮮式表現)を4発発射してから4日後に行われたもので、今年に入って12回目の武力行使となった。当時、放射砲は240ミリ放射砲と推定され、弾道ミサイルではなかった。
北朝鮮はこれに先立ち、先月27日と今月5日に米韓両国が新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能試験と評価した弾道ミサイルを発射している。
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