米議官参加機関の議会調査局(CRS)は、最近発表した “韓国の新たな大統領選出”というタイトルの報告書を通じて「ユン氏は米韓同盟を通じて、先制打撃とミサイル防御の強化など韓国の国防と抑止能力を強化するだろう」とし「米国はこれまで南北軍事衝突があれば、韓国に軍事的対応を控えるよう圧力を加えていたが、このことはユン氏の公約とぶつかる可能性がある」と分析した。
韓国政府による先制打撃のような「直接的な対北軍事対応の試み」は、過去の前例からみて米国が反対する可能性があるということだ。
つづけて「ユン氏の勝利により韓国は、北朝鮮・中国・日本・インド太平洋など米国議員たちの注視する様々な事柄において、米国とより強く協力していくだろう」とし「選挙遊説の過程や当選後の記者会見で語った発言などを踏まえると、ユン氏は前任者よりもよりワシントンと緊密な政策を追求するものとみられる」と予測した。
一方、ユン氏の経歴については「30年近くの検事としての経歴と、様々な高位級の企業人・政治家を捜査するなど “独立的”だという評判を得ている」とし「ムン・ジェイン(文在寅)大統領が彼を検事総長に任命し、その後ユン氏が文政権の主要人物の捜査に乗り出したことで衝突した」と説明した。
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