中国がついに国外の「反政府組織」を圧迫開始…「香港国安法」によりロンドン拠点の人権団体がホームページ閉鎖に追い込まれる(画像提供:wowkorea)
中国がついに国外の「反政府組織」を圧迫開始…「香港国安法」によりロンドン拠点の人権団体がホームページ閉鎖に追い込まれる(画像提供:wowkorea)
「香港国家安全維持法」(以下「国安法」)施行以来、香港では多くの反政府メディア・組織が活動停止に追い込まれている。そんな中、ロンドンに拠点を置く非政府組織(NGO)で人権団体「Hong Kong Watch」のホームページが香港政府の要求により閉鎖された。国安法施行後に海外組織の活動が制限されたのは初めて。

 英紙「ガーディアン」によると、「Hong Kong Watch」は14日に声明を出し、同組織が「国安法によって活動を制限された最初の国外組織となった」と発表した。「Hong Kong Watch」役員のベネディクト・ロジャース氏は、「これはインターネットの自由に対する深刻な攻撃だ」と批判している。

 「Hong Kong Watch」によると、香港当局は今月10日に「Hong Kong Watch」へ通知を送り付けてきた。通知は「(「Hong Kong Watch」)は国外勢力と結託し、外国において中国・香港への制裁を求める運動を続けており、中国の安全をおびやかしている」とし、「Hong Kong Watch」にホームページを即刻閉鎖することを求めるものだったとしている。

 「国外勢力との結託」は香港国安法において重罪の1つと規定されており、最高刑は無期懲役となっている。
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