CNNなどによると、WHOのマリア・バンケルコフ技術チーム長はこの日の会見で「ロシアのウクライナ侵攻は、新型コロナが拡散し続ける機会となるだろう」とし「新型コロナが増加するのは明確だ」と警告した。
つづけて「この危機に関わっている多くの児童と難民たちがいる」とし「難民を受け入れる国と協力して、新型コロナ検査とワクチン接種が引き続き行われるようにする」と語った。
ロシアの侵攻により、すでに200万人を超える人々がウクライナを離れた。そのほとんどはポーランドとモルドバに入っていった。
CNNは「すでにこれら地域の一部の活動家たちは、新型コロナが拡散するのを目撃している」と伝えた。
ウクライナの難民に関わり、モルドバ政府と協力している活動家の一人は「国境や難民センターで、難民を支援するボランティアの一部が新型コロナに感染している」とし「モルドバとウクライナのワクチン接種率は非常に低く、大流行は続いている」と語ったと、CNNは伝えた。
WHOのマイク・ライアン緊急対応チーム長は「ウクライナでワクチン接種が中断され、これまでの接種率も低いため、新型コロナが増加することに疑いの余地はない」としながらも「難民に対して新型コロナによる偏見と固定観念をもたないよう、注意しなければならない」と語った。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 96