尹錫悦、国民の力大統領選候補(画像提供:wowkorea)
尹錫悦、国民の力大統領選候補(画像提供:wowkorea)
ユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力(野党第一党)大統領選候補は8日、共に民主党(与党)とイ・ジェミョン(李在明)共に民主党大統領選候補に対し「選挙の10日前に突然、『政治交代をする』と言って国民をあざむくようなでたらめな下僕たちがいる国では、絶対に経済繁栄は不可能だ」と主張した。

この日、プサン(釜山)市ヨンジェ(蓮堤)区内でアン・チョルス(安哲秀)国民の党代表と合同遊説を行った尹候補は「今の共に民主党では、(李在明)大統領選候補が1930年代のアメリカのニューディール政策をまねて、富裕層から税金を取り立てて財政投資し、公共事業を行って景気浮揚させると言っている。国が滅びる近道だ」と述べた。

続いて「当時は大恐慌で、銀行と企業はすべて倒産した。国民も食べることができず、国から配給された粥(かゆ)をもらって食べた時代だ。それでルーズベルト元大統領は銀行制度を改革して赤字財政を編成し、政府が財政投資した」と主張した。

尹候補は「今、我が国の企業は資金をたくさん持っている。ウリ銀行はパンパンだ。今、政府が出て行って『ああしろ、こうしろ』と言えば銀行も企業も全部逃げていく」と述べた。

尹候補は「政府がすべきことは自由民主主義と法治を正確に守り、腐敗に対しては敵味方を問わず国民の側に立って厳しく処罰し、企業や市場がしにくい各地域間の交通とか、学校とか基本的なインフラだけを担当すればいい。自由民主主義と法治、そして公職者たちの国民に対する忠誠、不正腐敗を防ぐこと、これが韓国経済の繁栄の出発である」と述べた。

また、釜山地域の公約として‘KDB産業銀行の移転’を掲げ「世界的な投資銀行たちが釜山に入ってきて、産業発展や貿易資金供給ができるよう、きちんとした世界的な海洋都市にする。釜山を金融都市に育てる」と約束した。

尹候補に先立ち、マイクを握った安代表は釜山出身者として地域との縁故を強調した。安代表は「祖父は釜山商業高校、父は釜山工業高校、私が釜山高校の出身である。生粋の釜山人だ。一生懸命、釜山人もソウルにしっかり定着し、政治ができるということを見せるために渾身(こんしん)の力を傾けた」と述べた。

続いて「釜山発展のためには、釜山・ウルサン(蔚山)・キョンサンナムド(慶尚南道)(PK)メガシティ広域経済圏構築と民間企業誘致が必要だ。私は当選者の方と一緒に広域交通網を作り、PK物流と人的交流を必ず発生させる。尹候補が当選すれば建議し、中央政府が独占している法的権限、財政権を我が釜山市民に、釜山の地方自治体に返還することを申し上げる」と述べた。

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