大邱で生き返った尹錫悦「国民の力」大統領選候補、「命をかけて国を守る」=韓国(画像提供:wowkorea)
大邱で生き返った尹錫悦「国民の力」大統領選候補、「命をかけて国を守る」=韓国(画像提供:wowkorea)
ユン・ソクヨル(尹錫悦)「国民の力」大統領選候補が8日、テグ(大邱)を訪れ、再び激しい発言をした。何度も「死に物狂いで」と叫びながら政権交代の意志を固めたり、政府与党に対しては「腐っている」と露骨に非難した。今回の大統領選挙を敵味方に分けた「けんか」に例えたりもした。

尹候補はこの日午後、ソムン(西門)市場を訪れ「大邱は私にとって政治的故郷」と述べ深い愛情を示し、「大統領選挙を翌日に控え、スタジアムに入って決勝戦まで死に物狂いで走らなければならない」とし「最後にこの西門市場で待っています」と切り出した。

政権交代の意志を固めるように「死に物狂い」という表現も3回連続で使った。尹候補は「命をかけてこの国を守る」と述べたのに続き、「今回の選挙は大韓民国が生きるか死ぬかの戦いだ」と激しい発言をした。今回の大統領選挙を「国民と非道な政治の戦い」に例えた。

それとともに「9日は一人も欠かさず投票してほしい。体が不自由な方も含め必ず投票してほしい」とし「投票すれば無条件に勝つ」と強調した。

低い事前投票率を意識して、本投票を働きかけているようだ。大邱の事前投票率は33.9%で、全国最下位圏だ。保守支持者の間で、事前投票に対する強い不信が反映されたようだ。これは、チョルラド(全羅道)地域の事前投票率が50%を超えるなど、民主党支持者が総結集したのとは対照的だ。

ただ、国民の力側は過半数に達する政権交代世論を根拠に、投票率が高いほど有利だと見ている。
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