尹錫悦、国民の力大統領選候補(画像提供:wowkorea)
尹錫悦、国民の力大統領選候補(画像提供:wowkorea)
ユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力(野党第一党)大統領選候補は7日「私は政治の初心者だが、国民を苦しめる不正腐敗と26年間戦ってきた。権力に屈しなかった私の所信に希望をかけてほしい」と明らかにした。

尹候補はこの日、公職選挙法第71条に従って放送演説を行った。テーマは‘再び国民が主人になる大韓民国を取り戻す’で、最後の票心に訴えた。

尹候補は「公職を辞してから、これまで国民の皆さんは絶え間ない支持と声援を送ってくださった。公正と常識を崩し、自由と法治を否定する勢力を交替するのに献身し、先頭に立とうという意味だった。今回の大統領選挙は腐敗と無能を審判するか、延長するかを決める選挙である」と強調した。

続いて、共に民主党(与党)政権5年を批判し、政権交代の正当性を強調した。

尹候補は「共に民主党政権は便法や不法で自分たちの利益を追求した。特権と反則が横行した。メディアの批判を『偽ニュース』と卑下した。不正を犯しても反省せず、むしろ犯罪者をかばった。自分たちの過ちを覆い隠すために敵味方に分け、大韓民国は分裂した。男と女、自営業者と勤労所得者、多住宅者と無住宅者、賃貸事業者と借家人まで、お互いに反目し、対立させた」と述べた。

また「共に民主党は暴政と失政を反省する代わりに、うそや扇動など、にわかづくりの公約で国民をだまそうとしている。選挙10日前には政治改革を主張する」と述べた。

尹候補は「過去5年間、行政府と立法府、地方権力まで掌握したものの、改革はしなかったのが共に民主党だ。”改憲なしには守れない約束”を”すぐに与えられるアメ”のように出す」と指摘した。

さらに「政治改革は制度をいくつか変えたからといってできるものではない。制度より重要なのは態度であり、国民の信頼があってこそ改革が可能だ」と強調した。

尹候補は「私は尹錫悦、剛直かつ謙虚に進む。自由民主主義と市場経済を毀損(きそん)しようとする勢力には、妥協なしに強力に立ち向かう。違法は懲らしめ、公儀を正す。大韓民国が病む前に正義と公正と常識の価値を取り戻す。国民の信頼をもとに改革を実現する」と述べた。

最後に「国民の心を読むことができなければ、私に対する支持と声援が、いつでも批判と怒りに変わるということはよく分かっている。謙遜な姿勢で国民だけを一途に畏敬する。3月9日、再び国民が主人になる大韓民国を取り戻す」と締めくくった。

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