「不正選挙、事前投票してはいけない」と虚偽の情報を流布した元議員ら、検察が捜査=韓国(画像提供:wowkorea)
「不正選挙、事前投票してはいけない」と虚偽の情報を流布した元議員ら、検察が捜査=韓国(画像提供:wowkorea)
ファン・ギョアン(黄教安)「未来統合党」(現・国民の力)元代表とミン・ギョンウク元議員が事前投票の捏造(ねつぞう)説を流布した容疑で検察に立件された。

3日韓国法曹界などによると、ソウル中央地方検察は前日、黄元代表とミン元議員に対する公職選挙法上の選挙の自由妨害罪、偽計による公務執行妨害の容疑で告発された事件を立件した。

これに先立ち、中央選挙管理委員会は1日に黄元代表とミン元議員を事前投票妨害の容疑で検察に告発した。

選挙管理委員会によると、2人は新聞広告や集会、YouTubeチャンネルなどを通じ、選挙管理委員会が△不正選挙のための秘密の臨時事務所を設置、△事前投票用紙に不法印を使用、△法的根拠のないQRコードを使用、△投票用紙の分類機を外部のインターネット網につなぎ事前投票を捏造しているなどとし、虚偽の事実を流布した容疑を持たれている。

選挙管理委員会は、「特に2人は事実関係確認のための最低限の努力もせずに『選挙管理委員会が今回の第20代大統領選挙で不正選挙を準備中であるため、事前投票をしてはいけない』という趣旨の広告を主な新聞に継続・反復的に掲載し、有権者の自由な事前投票を妨害した」と主張した。

また、「選挙管理委員会が虚偽の主張に対応する人員を投入することになったことで、選挙管理の業務施行を妨害された。実際に2人の主張に扇動された人たちがソウルにある選挙管理委員会の臨時事務所を訪れ騒ぎ立てるなど、偽計による公務執行妨害が現実化している」とも指摘した。
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