記者会見する金氏(国会写真記者団)=2日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見する金氏(国会写真記者団)=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(3月9日投開票)で、新党「新しい波」候補の金東ヨン(キム・ドンヨン)党代表(前経済副首相)が2日に記者会見を開き、選挙戦からの撤退と革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事の支持を表明した。

 金氏は、同日をもって大統領選から退くとした上で、「李在明候補の当選に向けて再びスニーカーのひもを結ぶ」と述べた。撤退は悩んだ末の決定だったとし、「われわれが追求する価値と哲学を実現するための困難な決定だったことを理解してほしい」と語った。

 金氏と李氏は1日に会合し、「政治交代のための共同宣言」を発表していたことから、金氏が近く李氏の支持に回るとの見方が出ていた。

 大統領選は最終盤になっても李在明氏と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が支持率で接戦を続けている。


Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40