中国、ウクライナでの民間人の犠牲に遺憾を表明=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国、ウクライナでの民間人の犠牲に遺憾を表明=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国政府が、ロシアの侵攻後にウクライナで発生した民間人の人命被害に対して遺憾の意を伝えた。

王文斌(おうぶんひん)報道官は1日の定例会見でウクライナ砲撃などで発生した民間人被害に対する中国政府の立場を問う質問に「中国は死傷者が発生する状況に対して遺憾に思う」とし「各国が状況悪化と人道主義危機を防止すべきだ」と述べた。

中国はウクライナ事態と関連し、ロシアの立場に力を与えながらも、中立的な態度を維持しようとしている。

王報道官は前日、ウクライナ問題に対する中国の立場が「中立」かという質問に対し「中国は是非によって立場と政策を決定し、われわれは平和と正義の側に立っている」と即答を避けた。また「中国とロシアは全面的な戦略協力パートナーであり、同盟を結ばず対抗せず、第三者をターゲットにしない」と説明した。

一方、中国政府は前日からウクライナに滞在中の自国民を陸路での退避を始めた。前日約600人の留学生が撤収したのに続き、同日も約1000人が近隣国家に移動する予定だ。世界各国がウクライナにいる自国民を退避させている中、中国は消極的だったが、遅れてチャーター機の需要調査に入ったが、安全を担保できなくなったため陸路を選択した。
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