韓国野党「李在明候補夫人は中華料理店で法人カードを分けて決済…公職選挙法違反だ」(画像提供:wowkorea)
韓国野党「李在明候補夫人は中華料理店で法人カードを分けて決済…公職選挙法違反だ」(画像提供:wowkorea)
国民の力(野党第一党)は24日、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(与党)大統領選候補の配偶者であるキム・ヘギョン夫人のキョンギド(京畿道)法人カード私的流用疑惑がさらに報道されたことについて「京畿道の血税流用に公職選挙法違反まで出ている。李候補とキム夫人は法の審判を受けねばならない」と主張した。

前日、テレビ朝鮮は「キム夫人の法人カード私的流用疑惑の情報提供者である元京畿道庁7級主務官A氏は昨年8月、5級事務官のペ某氏からソウル市クァンファムン(光化門)にある中華料理店で、金夫人と知人たちが食事した費用を法人カードで決済するよう指示を受けた」と報道した。

報道によると、A氏は「キム夫人の食事代2万6000ウォン(約2400円)は李候補陣営の後援金カードで、知人と随行員の食事代10万4000ウォン(約9700円)は京畿道の法人カードで分けて決済した」と主張した。李候補側はテレビ朝鮮に「法人カード決済は秘書がしており、キム夫人は分からない。配偶者の活動も(選挙)キャンプ後援金を使用できる」と釈明した。

国民の力選挙対策本部のチェ・ジヒョン報道官はこの日、論評を通じて「これ自体が公金流用であり、公職選挙法に違反している。公職選挙法によれば、李候補とキム夫人は選挙期間前に大統領選挙に関して有権者に食事を提供するなどの寄付行為はできない。寄付の主体が京畿道だとしても、当時、李候補は京畿道知事だったため、食事を提供することは法律上禁止される」と指摘した。

チェ報道官は「党内予備選挙の最中だった昨年8月に食事を提供したとすれば、李候補による政治的寄付行為に該当する。違反した場合は最大5年の懲役または1000万ウォン(約93万円)の罰金が科される重罪だ」と主張した。

続いて「(キム夫人と知人の食事代を)分けて支払った理由は公職選挙法違反になるのを避けるためだ。キム夫人の食事代だけキャンプ後援金カードで計算するふりをして、他の人たちの食事代は情報提供者である公務員に頼み、京畿道法人カードで決済した」と述べた。

また「キム夫人の随行秘書であるペ某氏は情報提供者に保安維持を何度も頼んだという。公職選挙法違反になるからだ」と述べた。

さらに「李候補は京畿道民の血税で自身の選挙運動をするため、共に民主党の大統領選候補に確定するまで京畿道知事を辞めずに躍起になったのか。既に基本所得など、公約広報にも予算数百億ウォンを使っている。今や党内予備選挙期間中の食事代まで京畿道の法人カードを使った」と付け加えた。

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