水曜集会の様子=23日、ソウル(聯合ニュース)
水曜集会の様子=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は23日、旧日本軍の慰安婦問題の解決を求める定例集会「水曜集会」を開催した。同集会はソウルの日本使館前に設置された慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」のそばで行われていたが、この日の集会は少女像から約70メートル離れた場所での開催となった。 前回までの集会は少女像から約50メートル離れた場所で開かれていたが、保守系団体がこの場所での集会の開催を先に届け出たため、さらに少女像から離れることになった。 集会に出席した正義連のハン・ギョンヒ事務総長は「水曜集会の精神はこの場所にのみあるわけではない」とし、「慰安婦被害者の声が水曜集会を通じて広まり、それは加害者が戦争犯罪を認めて謝罪しなければならないという人権の基準になった。つらくはあるが、(離れた)この場所であっても集会を続けなければならない」と強調した。  水曜集会を巡っては、主催側の正義連など革新系団体と集会に反対する保守系団体との間で衝突が激化しており、保守系団体が開催場所の先取りなどを行っている。
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