日外務省、新たにウクライナ「安全情報」＝日本人に対する「いますぐの退避」呼びかけ＝韓国報道

ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ東部2州のうち親ロシア派が事実上支配している地域の「独立」を一方的に承認する大統領令に署名したことを受け、日本の外務省は22日朝、新たに「海外安全情報」を出した。韓国メディア「News1」などが、これを速報で伝えている。

　日韓の複数メディアによると、外務省は現地に滞在する日本人に対して、直ちに安全な方法で退避するよう呼びかけている。

　外務省によれば、現地に滞在する日本人は先週末を基準におよそ120人いるという。

　一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシア平和維持軍をウクライナ東南部に位置するドンバス地域に派遣することを命令した。

　21日（現地時間）、ロイター通信によると、プーチン大統領は親ロシア派組織が名乗る「ドネツク人民共和国（DPR）」と「ルガンスク人民共和国（LPR）」に軍部隊の派遣を命じた。