元韓国バスケ選手の校内暴力暴露者、名誉毀損は嫌疑なし(画像提供:wowkorea)
元韓国バスケ選手の校内暴力暴露者、名誉毀損は嫌疑なし(画像提供:wowkorea)
韓国の元バスケットボール選手でタレントのヒョン・ジュヨプの校内暴力被害を最初に暴露したA氏が名誉毀損(きそん)は嫌疑なし処分を受けていたことがわかった。

 A氏の弁護人であるイ・フンヨプ弁護士は15日、スポーツ京郷を通じて「ヒョン・ジュヨプがA氏を虚偽事実流布で告訴し、加害者にしようとしていたが、A氏の暴露事実などが虚偽と見ることができず、嫌疑なしの処分を受け、むしろ(ヒョン・ジュヨプが)誣告(ぶこく)罪で処罰される状況に直面した」と説明した。

 昨年3月、ヒョン・ジュヨプは学生時代、バスケットボール部生活の間、後輩らに暴行を加えたという疑惑が浮上した。彼は校内暴力疑惑を否定し、A氏を名誉毀損で告訴した。

 ヒョン・ジュヨプの告訴代理人はA氏が主張した△未成年者であるバスケットボール部員に性売買を強要、△将棋盤でバスケットボール部員の頭に暴行、△タバコを吸っていたところをヒョン・ジュヨプに見つかり、バスケットボールをやめたという主張がすべて虚偽だとして、告訴状を提出した。

 A氏はヒョン・ジュヨプが高校の全国大会のとき、クァンジュ(光州)市トン(東)区ファンクム(黄金)洞のいかがわしい場所に連れて行かれて強制的に性売買させられて、このうち1年後輩のB氏が性病に感染したと主張したことがある。

 ヒョン・ジュヨプ側は「暴露者とその弁護人はヒョン・ジュヨプに告訴取り下げと放送中断を要求した。これを拒否すると虚偽の暴露をした」と主張した。

 A氏の弁護人であるイ・フンヨプ弁護士は嫌疑なしの処分について、「ヒョン・ジュヨプの告訴事実は偽りで、ヒョン・ジュヨプの校内暴力や未成年者性性売買強要事件は虚偽事実と見ることはできない」と述べた。

 続けて「数年間、バスケットボール部員を対象に暴行したのだから、校内暴力の被害者が1人や2人ではなく、校内暴力を受けた5人の参考人がヒョン・ジュヨプ校内暴力事件が真実だと供述したため、事件の実体が明らかになり、嫌疑なしの処分を受けた」と明らかにした。

 また「ヒョン・ジュヨプは約10年間おこなわれた暴力と性売買強要、拒否時の暴行、人身侮辱などに対して否定し、校内暴力の被害者を加害者にするために告訴し、社会的弱者である被害者の権益保護という公益のために弁論に出た弁護士まで刑事告訴し、弁護士会に懲戒要請までするなどあくどさを見せている」とし「ヒョン・ジュヨプは妥当な処罰を受けなければならず、誣告罪などで処罰されることだけが残っている」と伝えた。


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