キム・ジュンス&オク・チュヒョン新型コロナウイルス感染…ミュージカル界に再び暗雲か(画像提供:wowkorea)
キム・ジュンス&オク・チュヒョン新型コロナウイルス感染…ミュージカル界に再び暗雲か(画像提供:wowkorea)
歌手キム・ジュンスオク・チュヒョンら人気ミュージカル俳優が、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、ミュージカル公演が中止される事態が長期化する兆しを見せている。昨年の年末から回復傾向を見せていた公演市場が、新型コロナの感染急増余波で、再び停滞するのではないかという憂慮が心配される。

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 ミュージカル「エクスカリバー」に出演中のキム・ジュンスは、6日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと所属事務所PALMTREE ISLANDがこの日明らかにした。またミュージカル「レベッカ」に出演中のオク・チュヒョンも、最近自主的に受けた新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けた事実が、3日に明らかになった。

 「エクスカリバー」と「レベッカ」は、両作品に出演している俳優シン・ヨンスク、ミン・ヨンギらが新型コロナの陽性判定を受け、その余波が続いている。「レベッカ」は、先月30日から公演を中止しており、7日中に公演再開の有無が決定される。「エクスカリバー」もまた、5~6日公演が中止になり、8日からの公演の有無はまだ決定されていない状況だ。

 先立って、新型コロナの陽性者が出て公演を中止したミュージカル「サムシング・ロッテン」と「ザ・デビル」も7日中に公演再開の有無を発表する予定だ。「サムシング・ロッテン」の場合、俳優ソ・ギョンスが陽性判定を受けたのに続き、俳優イ・チュンジュも追加で陽性判定を受けた。俳優パク・ガンヒョンの感染で公演を中止したミュージカル「ハーデスタウン」は、プロダクション全員が陰性判定を受けたことにより、6日から公演を再開した。

 新型コロナウイルス発生以降、2年の間停滞していた公演界は、防疫パス適用にともなう客席内の座席について規則遵守が緩和され、昨年年末に再び回復傾向を見せていた。

 しかし感染力が強いオミクロン株が、ミュージカル・演劇界などを中心に拡散して、シャットダウンに準ずる公演中止が続くのではないかという憂慮が出ている。公演を再開しても、いつどこで陽性者が発生するかも知れない状況であり、公演が再び中断される可能性も大きい。一部の観客からは陽性者が急増しているだけに、公演をしばらくは中断しなければならないという意見も出ている。

 ある公演界の関係者は、「オミクロン株の感染力が強いうえに、オミクロン対応のために自主隔離期間などを縮小するなど、防疫措置の変化で新型コロナの拡散傾向がより一層強まっている状況」とし、「公演会場はさらに徹底して防疫に万全を期しているが、公演中止が続いて観客が再び公演会場に行くような雰囲気ができるのか、心配が大きい」と話した。
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