大麻所持で韓国KIAタイガース退団の外国人投手ブロックス、カージナルスとマイナー契約(画像提供:wowkorea)
大麻所持で韓国KIAタイガース退団の外国人投手ブロックス、カージナルスとマイナー契約(画像提供:wowkorea)
大麻所持により韓国プロ野球KIAタイガースを電撃退団した外国人投手アーロン・ブロックスが、セントルイス・カージナルスとマイナー契約を結んだことがわかった。

 カージナルスは1日(日本時間)、球団の公式SNSを通してブロックスとマイナーリーグ契約に合意したと伝えた。

 カンザスシティ・ロイヤルズ、オークランド・アスレチックス、ボルチモア・オリオールズなどで活躍したブロックスは2020年、KIAタイガースに入団。昨年前半までチームのエースとして活躍した。韓国KBOリーグで通算36試合に登板、14勝8敗、平均防御率2.79を記録した。

 しかし昨年夏、税関検査の過程で米国から取り寄せた電子タバコから「大麻成分」が検出されたとして聴取を受けていたブロックスに対し、KIAは同年8月KBOに任意脱退告知を要請。ブロックスは、インターネットで注文した電子タバコから税関検査の過程で大麻成分が検出されたとの内容を去る8日午後、関係当局より連絡を受けて聴取を受け、球団側はこの事実をKBOクリーンベースボールセンターに申告した。

 同件について、ブロックスは「韓国では大麻が違法であるという事実を認識しており、問題になった電子タバコは、大麻成分が入っていないということを調べて注文した」とし、「私の過ちにより、球団とチームメイトに迷惑をかけて大変申し訳ない」と謝罪した。

 麻薬類管理に関する法律違反で起訴されたブロックスは懲役2年6か月、執行猶予3年の判決が下された後、韓国を去った。

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