李在明、共に民主党大統領選候補(左)と尹錫悦、国民の力大統領選候補(右)(画像提供:wowkorea)
李在明、共に民主党大統領選候補(左)と尹錫悦、国民の力大統領選候補(右)(画像提供:wowkorea)
イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(与党)大統領選候補とユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力(野党第一党)大統領選候補は、旧正月連休初日の29日、落ち着いた雰囲気の中で討論準備にまい進し、生活密着型公約争いを繰り広げた。

地域民営放送協会とのインタビュー以外、公式日程を決めていない李候補はこの日、インターネット自動車コミュニティ‘ボベドリーム’に載せた文を通じ、中古車取引秩序を確立すると明らかにした。

李候補は「虚偽の車両に乗せて顧客を誘引した後、別の車両を相場より高く押し売りし、契約の撤回を要求すると脅迫する事例は一度や二度ではない。中古車の虚偽販売をなくし、心配なく売買できるようにする」と述べた。

李候補は大企業の中古車市場進出については「完全な解決策ではない。中古車と販売者に対する信頼性の確保、中古車性能の担保、公正な取引秩序の確立など、装置から用意しなければならない」と明らかにした。

李候補はまたこの日、フェイスブックに載せた小公約では、2023年までに全国で約3万台に達する市内バスとコミュニティバス、広域バス、市外高速バスなど、公共交通機関に第5世代移動通信システム(5G)基盤の公共Wi-Fiを導入すると明らかにした。

一方、公式日程を決めなかった尹候補は、重症疾患や希少がんなどに対する健康保険適用の拡大を提示した。

尹候補はこの日、24番目の公約として「数百~数千万ウォン(約数十~数百万円)に達する重症・希少疾患治療剤の健康保険適用範囲を拡大する」と明らかにした。

尹候補は「健康保険が適用されない重症・希少疾患治療剤の場合、需要が少ないために薬代が少なくとも数十万ウォン(約数万円)から多いと数千万ウォン(約数百万ウォン)までかかるケースもあり、患者と家族は闘病と医療費で二重の苦しみに遭っている」と指摘した。

尹候補は小児白血病と抗がん治療、重症・希少疾患新薬などの健康保険適用対象を拡大するという方針だ。

両候補は、31日の二者討論に続き、2月3日にはアン・チョルス(安哲秀)国民の党、シム・サンジョン(沈相ジョン)正義党の大統領選候補と共に行う初の四者テレビ討論が、今回の大統領選レースの重大な分水嶺になり得ると見て、討論準備に没頭している。

両候補はいずれもこの日、公式日程を縮小したまま、政策と公約、懸案の点検に集中したという。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83