「NIK」日本人メンバー(画像提供:wowkorea)
「NIK」日本人メンバー(画像提供:wowkorea)
グローバルアイドル育成プロジェクト「G-EGG Season1」にて結成された11人組の日韓合同グローバルボーイズグループ「NIK」(ニック)。New(これまでに存在しなかった)、Inspire(人の心に刺激を与える)、Kindle(感情を燃え上がらせる)の頭文字をとり、“常に情熱を燃やしながら、新たなエンターテインメントを創造し、人の心に刺激を与える”グループを目指すという想いが込められたグループ名を体現するべく、K-POPとJ-POPの垣根を超えて唯一無二の音楽性を備え、グローバルな活躍が期待されている。

NIK の最新ニュースまとめ

「NIK」は2021年9月27日にシングル「Santa Monica / Universe」で韓国デビュー。日本では10月6日にシングル「Universe / Santa Monica」でデビューした後、12月8日に1stアルバム「NIK – PROJECT 1 : We Are The Future」をリリースするなど本格的に始動。そんな「NIK」に初インタビューを行い、デビューした感想やデビュー活動、メンバー同士の関係性などについてたっぷり聞いた。

前編は、韓国メンバーとはリモートでつなぎ、日本メンバーと共に和気あいあいと語ってもらった様子を、後編はアンケートの質問に答えてもらった回答をお届けする。(※取材は昨年12月下旬に行い、この日体調不良だった龍太は欠席)


Q.まずは自己紹介からお願いします!
ヒョンス:「NIK」のヒョンスです。“セクシー”を担当したいけど、“可愛い”を担当しています。
コゴン:僕はコゴンです。「NIK」のボーカルです。よろしくお願いします。
ゴンミン:初めまして。「NIK」のリーダーとパフォーマンス担当ゴンミンです。よろしくお願いします。
ユンソル:「NIK」で“太平洋の肩”を担当しているユンソルです。よろしくお願いします。
テフン:「NIK」でラップとボーカルをやっています。テフンと申します。
パクハ:初めまして。「NIK」でボーカルとロン毛を担当しています。よろしくお願いします。
太一:「NIK」のラッパー、太一です。よろしくお願いします。
史也:「NIK」ではパフォーマンスポジションと、日本メンバーの中でリーダーを務めさせていただいている史也です。よろしくお願いします。
瞭:あなたのハートをつかめ!「NIK」のラッパーと可愛さを担当している瞭です。よろしくお願いします。
日向:「NIK」で末っ子を担当しています日向です。よろしくお願いします。


Q.2021年9月27日に韓国デビュー、10月6日に日本デビューをされましたが、どんなときに“デビューしたな”と実感されますか?
ゴンミン:韓国で最初に出た音楽番組が「SIMPLY K-POP」という番組だったんですが、ステージを披露しながら、ついに「NIK」として音楽番組に出たなと思いながら、そのときデビューを実感しました。
ヒョンス:僕は最初デビューしたときは実感がなかったけれど、音楽番組に出たり、YouTubeとかで僕たちの動画が出たりしているのを見て、やっとデビューしたなと感じられました。
瞭:僕もそうですね。韓国で音楽番組に出させていただく機会が何度もありまして、世の中に動画が出回ったり、配信サイトで僕たちの曲が聴けるようになったりするとか、そういう一つ一つからデビューしたんだって実感できたかなと思って。で、2年間準備期間もあったんですけど、何かが僕たちの中で変わるとかはなくて、いつも精一杯頑張っているって感じなので、そこのマインドはみんな変わらず、これからも頑張っていきたいなと思っています。
史也:やっぱり今じゃないですか。こうやって取材とかさせていただいたり、もちろん僕らもそこに伴うようなスキルや仕事っていう部分はこれからなんですけど、関わる方がどんどん広がっていって、「NIK」も少しずつ伸びているって実感しますし、韓国では音楽番組とか出させていただいたので、やっぱりそのときに「おー」ってなりましたし。その後、日本に帰ってきて、ポップアップとかいろんなことをやらせていただいたんですけど、以前よりファンの方が足を直接運んでくれるっていう機会も増えていったので、“デビューできたんだな”と。ただ、まだまだ伸び足りないなっていう気持ちも半分あるので、現状に満足せず、これからも頑張っていきたいと思っております。


Q.「NIK」というグループの魅力をキーワードで表すと?
パクハ:一言で“多才多能”です。飛ぶ人もいるし、曲を作る人もいるし、爆発的に筋肉がある人もいるし(笑)。いろいろ個性のある人がいるので、多才多能だと思います。
コゴン:個人的には“かっけーヤツらが集まったグループ”じゃないかなと思います。
太一:「NIK」というつづり、New、Inspire、Kindleっていう文字の通り、情熱を持って、新しいことを突き進んでやっていくっていう気持ちが「NIK」の魅力なんじゃないのかなと思います。僕らのデビュー曲「Santa Monica」の歌詞を見ると、“んっ?アイドル?”っていうすごい攻めた曲でもあるので(笑)。やっぱこれからはもっと目立つように、新しいこともいっぱいやっていきたいですし、情熱は他のグループに負けないって気持ちでやっています。
日向:僕も“情熱”でございます。練習するときもそうですけど、常に情熱っていうか、やる気っていうのを心の中で頑張ろうじゃなくて、ちゃんと表に出して、声を出して練習したり、楽曲制作とかもそうですし、ファンの皆さんに対してもそうですし、表現を分かりやすくするっていうところで、僕たち「NIK」はけっこうすごいんじゃないかなと思います。
瞭:それぞれが曲を作ったり、ダンスの振付を作ったり、そういうことを11人ができるグループなので、そういう意味ではホントみんなクリエイティブでポジティブというか。なんかやろうって気持ちを常に持ち続けてやっているグループなのかなって思います。
日向:もう一つ言ったら、練習するときもそうですけど、あんまり満足することがないんですよ。1回目で、これでいいやっていうのがなくて、本番ギリギリまで調節しますし。っていうか、本番終わったその日、番組とか終わっても、そのまま深夜、練習してどんどん良くしていこうって。
日向:貪欲さというか。って意味で、情熱ですね。


Q.ちなみに、練習はどれぐらいされるんですか?
瞭:朝の9、10時ぐらいに練習室に行って、深夜の3時までとか。
日向:1回、朝5時半までやったことありません?オーディション番組のときなんですけど。そのときは朝5時とか、それが毎日でしたね。あと、3か月韓国にいて、休みが3日しかなかったりとか。
瞭:どれだけやったか聞かれることもあるんですけど、それも忘れちゃうぐらい体が慣れちゃって。
日向:当たり前みたいな感じで。人から“ヤバイね”って言われてはじめて、確かにヤバイかもしれないってところはありますね。
瞭:その3日間のオフが、逆に何したらいいか分からなくなって、とりあえずおいしいものを食べにいこうよ、みたいな(笑)。


Q.韓国だと、やはりお肉とかをよく食べたんですか?
瞭:肉を焼くのが上手いんですよ、日向が。
日向:僕、ご飯が好きで、おいしいものを見極めるのが得意なんです(笑)。
瞭:よく宿舎で、帰ってきてから日向が「肉焼きますか?」って焼いてくれるんですよ。
日向:どれだけ疲れてても、無添加のものが食べたいと思って、スーパーで肉を買って。で、それを焼いて塩もほとんどかけずに食べたりとか。
瞭:それが本当においしいんですよね。肉がこんなに体にしみるか、みたいな(笑)。日向も練習終わりで疲れているのに、肉を焼いてくれるんで、あのときの肉はどんな高級肉よりおいしく感じました。
日向:それは言いすぎでしょ。
瞭:いや、本当に。おいしかったよ。


Q.「NIK」は個性的なメンバーが集まったグループだと思いますが、グループ内の好きなコンビ、好きな組み合わせはありますか?
テフン:ヒョンス君とユンソル君のコンビが好きです。毎日喧嘩しているように見えるんですけど、2人で話し合っているのが可愛いし、面白いです。
日向:ヒョンス君に対するユンソル君のつっこみがすごいんですよね。
瞭:当たりがちょっと強いよね?(笑)
日向:お前なんちゃらかんちゃら、みたいなこんな感じがめっちゃ面白くて。
瞭:“そこつっこむの?”ってところをつっこんでいて。でも、それがすごく温まるというか、見てる側も笑っちゃうような絡みをよくしているんで、すごく面白い。彼らも付き合いが長いので、お互いのことをよく分かっているんだなって思います。
ユンソル:僕も1つあります。日向君とコゴン君のやり取りがめっちゃ好きです。最近、僕たちの中で流行っているしゃべり方っていうか、反応があって、それを日向君とゴンちゃんが一緒にやっているのが、本当に面白いです。
太一:ヒョンス君と日向君も。この二人が一緒にいると、本気で涙が出るくらい笑っちゃいます。
史也:本当に面白いです。
太一:レベルが違いますね。ちょっとケタ違いに面白くて、ビックリしています。
瞭:僕は日向とパクハのコンビ。これは「G-EGG」時代からじゃないですかね。日韓離れてはいるけれど、“そうだったの?”っていうぐらいずっと連絡を取り合っていたので。「NIK」になっても、デビューしてから、よく練習室とかでも見ますし、コンビだなっていうところはあります。あと、史也君と太一のコンビ。この二人はみんなも知っているぐらい、いつも一緒にいますね。
史也:もう、兄弟みたいな感じですね(笑)。お互い何を考えているか、だいたい察することができるような感じではあるので。
太一:よく目合うよね?
史也:合います、合います(笑)。
史也:たぶん、人間を見るときの視点が同じなんだと思います。
太一:確かに。だから、この人はいい人だよって紹介されると、いい人なんですよ、僕にとっても。
史也:逆に言われるときもあります。「あの人、気を付けた方がいいんじゃないですか」って。
太一:それが、だいたい当たってるよね?今までの人生(笑)。
パクハ:瞭一(瞭と太一)もけっこう良いですよ。太一君が年上のように見えるんですけど、実は瞭君の方が年上なんですよ。太一君が年下のくせに、年上の瞭君を弟のように見ていて。ハグをしたり、そういう印象があります。
日向:確かに、「NIK」では僕が末っ子なんですけど、瞭君の方が、どっちかっていうと、末っ子感がありますよね(笑)。
瞭:僕は自分のことで言うと、僕と龍太君は付き合いが長くて、前からずっと一緒にいたので、お互いのことを分かっているっていうか。龍太君がちょっとやんちゃしても、俺は分かってるから、みたいな感覚でいられるような、弟とお兄ちゃんなんだけど、すごくいいバランスがとれているコンビだなと思います。
史也:僕も自分だと、僕とゴンミン君かな。ゴンミン君もこっちに対して相談があれば、僕に投げる形式で。僕もパフォーマンス的な部分とか、諸々ゴンミン君に相談したりもしますし、意外と共通する考え方もあったりして、話しやすいなっていうのはありますね。ま、話すときは宇宙語なんですけど(笑)。日本語と韓国語を混ぜるので。それでも、難しかったらテフンに聞いたり、体を動かしてジェスチャーしたり、こういうパフォーマンスがいいねってなったときは映像を見せ合ったりとか、上手くやっていますね。


Q.韓国でのデビュー活動で印象的だったことを教えてください。
史也:音楽番組とか終始楽しかったですね。みんな緊張はしていたんですけど、緊張しながらも、「NIK」独自のステージが見せられたので。
日向:自分、K-POPが好きで音楽番組をよく見ていたんですけど、本当に最初は実感がなくて、“本当に出るののか?”って直前まで信じられなくて。実際出たんですけど、緊張しすぎて、正直な話、これはプロとしてどうかと思うんですけど、でも、やっているうちにだんだん慣れてきて、最初は緊張を乗り越えようと思っていたのが、だんだんカッコよく見せていこうって風に切り替わったりして、本当にタメになったなって。
瞭:いい経験だったよね。
ゴンミン:他のグループのステージもたくさん見ましたけど、僕たちのステージもモニタリングしながら、正直、“僕たち悪くないね”と思いました。
ヒョンス&ユンソル:(拍手)
ヒョンス:僕は「アイドルラジオ2」(「MONSTA X」のヒョンウォン&ジュホンがパーソナリティ)に出演したのが一番記憶に残りました。ラジオに出る前は緊張したんですけど、ジュホン先輩が和やかな雰囲気を作ってくださって、ラクに話すことができました。
ゴンミン:ヒョンスは昔、ジュホン先輩と会ったことがあるんだよね?
ヒョンス:ハイ。オーディション番組に出たとき。
パクハ:先生だったよね?
ヒョンス:先生でした。それを先輩が覚えていたんで、嬉しかったです。
日向:僕も(「MONSTA X」は)むっちゃ好きで、音楽もよく聴いていたんで。
瞭:いや~、本当に光栄でした。なんなら僕は「G-EGG」のとき、「MONSTA X」さんの「Shoot Out」を踊っているんで、運命かなって(笑)。完全にオタク心ですけど、“えっ、マジで?”って感じですごかったです。
太一:僕も前からジュホンさんが好きだったんですけど、会ったらすごい優しくて、終わった後もけっこう話しかけてきてくれたんですけど、そのときも僕が「いつもロールモデルとして見させていただいてます」って言ったら、日本語で「あっ、ありがとうございます。これからも頑張ります」みたいな感じで返してくれて。“えっ?そんな感じなんだ”ってビックリしました。やっぱ上にいかれる方っていうのは、そういうところから一流なんだなっていう背中を見させてもらったって感じで印象的でしたね。
ユンソル:メンバーみんなが、「アイドルラジオ2」に出たのが一番印象に残っている理由が、ジュホン先輩が今までこの番組に出たアイドルの中で、僕たちのカバーダンスが一番良かったと言ってくれたし、一発芸とかもそうだったし、ゴンミン君が最後に手紙で僕たちを涙の海にしたり、いろいろあったので、韓国活動で一番楽しい思い出になったんだと思います。


Q.「アイドルラジオ2」での一発芸・特技披露はかなり盛り上がっていましたね。
瞭:もうね、楽しかったです。あんなに盛り上がるとは思ってもいませんでしたね。僕はマシュマロキャッチをやったんですけど、ずっと練習していたとかじゃなくて、元々野球でキャッチャーをやっていて、キャッチャーフライって真上に上がるんで、顔の横にグローブをおいてとるんですね。で、落下地点を予測して、キャッチするっていうのを9年間練習していたんですよ。だから、自然と宙に上がったものを食べるっていうのが得意で。節分のときの豆あるじゃないですか。
日向:今、何を聞かされてんねん?
瞭:ハハハ。節分の豆でいつも遊んで食べてたり、ちっちゃいグミとかでもやってて。それで「特技ない?」って聞かれて、まさかこういう現場でやるわけないと思ったんですけど、一応書いておいたら、マシュマロが準備されていました(笑)。
日向:あれは盛り上がりましたね。みんなも、瞭君がキャッチするたびに、「うお~」って(笑)。


Q.これからも、一発芸や特技を要求される機会が増えると思いますが。
史也:それで言うと、“僕らやれること少な”っていうのは思いましたよね。今、いろいろ研究中です。自分を極めるために。モノマネとかだと賞味期限が早すぎるから、ずっと使える何かで、特技は増やしていこうかなと思っています。
瞭:僕はマシュマロキャッチを磨きます。それこそ日向が、アドバイスしてくれたんですよ。「瞭君、この前のマシュマロキャッチ、すごく良かったです。で、楽しかったんで、次はもうちょい一つ上げて、焼きマシュマロキャッチやりましょう」って。だから、熱いんですよ(笑)。
日向:たこ焼きとかね。アッツアツのたこ焼きを。
瞭:ハハハ。それアイドルじゃなくて、芸人さんだぞと思って。でも、そういういろんなことができるのかなと思って。むしろ、「MONSTA X」先輩のおかげで、見つかった特技でもあったのかもしれないですし、そこは磨きたいと思います!


Q.それから、「アイドルラジオ2」でのゴンミンさんの手紙も振り返っていただきたいです。ゴンミンさんが“上手くやるリーダーではなく、ベストを尽くすリーダーになりたい”と言っていたのが印象的でしたが、特に号泣だったヒョンスさんはどの言葉に感動されたんですか?
ゴンミン:何が感動だった?ヒョンスさん(とヒョンスの頭をなでる)。
ヒョンス:僕はよく思い出せないけど(笑)。なんか手紙自体が感動しました。
ユンソル:そうそう。内容とかより、手紙を読んでいる行為に対して、“手紙だ~”って思って。
一同:ハハハハハ。
太一:(史也に)泣いてたよね?
史也:涙目になったかな(笑)。あれ、ずるいですよね?ヒョンスが号泣し始めて、半分BGM、半分手紙にやられましたね。あと、手紙の読み方もゴンミン君の愛情が感じられたし、雰囲気にだいぶ飲まれましたね。


Q.改めてリーダー、ゴンミンさんの存在というと?
ゴンミン:でも、最近は僕が他の活動のせいで、一緒じゃなかったんで。
パクハ:でも、僕らが今まで感じていることがあるんだよ、ゴンちゃん!
コゴン:ゴンミン君は、いやゴンミン君じゃなかったら、「NIK」のリーダーは誰かな?誰が「NIK」のリーダーに……。
パクハ:何が言いたいんだよ!
コゴン:つまり、ゴンミン君じゃなかったら、「NIK」のリーダーは誰も似合わないと思います。
ゴンミン:でも、誰にもできることですよ。コゴンちゃんが次のリーダーもできる…、でしょ?
コゴン:あなたに任せます!
パクハ:やっぱり、僕的にはみんなが感じると思うんですけど、ゴンミン君は言葉の重さを知っている人です。なぜかというと、ゴンミン君はみんながいけるように先に行動します。で、その後、僕たちに言うから、僕たちがそれを聞いて納得ができるっていうか。そういうリーダーです。


Q.ゴンミンさん自身は「NIK」のリーダーというポジションはやってみてどうですか?
ゴンミン:正直、僕は活動とかコンサートを準備するとき、バタバタしてしまって、全部終わってから、“ちゃんとリーダーの仕事をしたのか?”って。でも、重要なことは成功した、失敗した、ということじゃなくて、頑張ることだって思って、僕が頑張ってしたから、それでいいんだと思いました。
パクハ:後悔はないと?
ゴンミン:ハイ!


Q.日本1stアルバム「NIK – PROJECT 1 : We Are The Future」は自分たちにとって、どんなアルバムになりましたか?
テフン:思い出のアルバムかもしれないです。オーディションのときからずっと歌ってきた曲も入っているし、今回のアルバムで新しく作った曲もあるんですけど、今までうちらが歩んできた道をアルバムで紹介できる、そういうアルバムじゃないかなと思います。
ユンソル:アルバム名が「We Are The Future」じゃないですか。“俺たちこそ未来だ”。でも、その未来って今の僕たちが歩んできた道、あと成果物、それが重なったからこそ未来があるって思うので、こういう名前が付いたんじゃないかなという思いがあります。
日向:「G-EGG」からの課題曲も入っていますし、テフン君が作った「ANOTOKIE」とかもあるし、「LIFE GOES ON」も入っていますよね。特に、「LIFE GOES ON」は思い入れの強い最初の曲なので、そういう僕たちの歴史というのも入っていますし、シンプルに曲が良いと個人的には思うので、音楽を聴いてもらって、僕たちの気持ちが伝わればいいなと思います。
太一:僕ら活動できていない期間とかもいっぱいあって、このアルバム1枚に僕らの今までやってきたこと全てがしっかりと入っている感じがしますね。
史也:このアルバムは結成までのプロセスを作品にした一つのアルバムかなと思っているので、初めて聴く方だったり、前から応援していただいている方でも、いろんな感情、いろんな気付きがある作品になっていると思います。


Q.テフンさんは曲を作るとき、どういうことを意識して作っているんでしょうか?
テフン:コンセプトを決めて、そのコンセプトをちゃんと表現できるように頑張るのが一番かもしれないです。あと、パート割りは自分がやるわけじゃないんですけど、曲を作るときにメンバーを思いながら作るのはありますね。


Q.最近、グループで流行っていることがあれば教えてください!
コゴン:リアクションの仕方とか(笑)。
テフン:「パリパリ(早く早く)」。
ユンソル:あとは、言葉を「てん」で終わらせるのが流行っています。別に意味はないんですけど。
ヒョンス:例えば、「これを飲みますてん」とか、そんな感じです。
太一:ヤバイ、新しいのが、出てきてんじゃん。こっちまだ古いな(笑)。僕が知っているのは、質問に対して、「えっ」ってつけるんですよ。例えば、「メシ食べた?」、「えっ?えっ?」みたいな。
史也:あおるんですよ。
太一:これめちゃくちゃハマっちゃって。
史也:いや、お前だけやろ。
太一:マジで?龍太君とかけっこう言ってるよね。パクハ君とヒョンス君がめちゃくちゃ面白くて、やられました。


Q.他にも、最近グループチャットで盛り上がった写真などはありますか?
パクハ:僕的には、最近一番笑ったのは、日向君にもらった動画。コンサートの練習の動画だと思うんですけど、レベルが高い技を用意していて。
ユンソル:瞭君を空中に高く飛ばす技があって、その練習動画を送ってきたんですよ。それを見たら、瞭君が投げ飛ばされた後、その勢いに耐えられなくて、顔で着地をしたんです。
日向:着地を失敗しちゃって、顔面から床にボーンって。今だから笑えるんですけど、そのとき、失神しちゃったと思って。
瞭:自分も久しぶりに冷や汗かきましたね、あれは。
日向:でも、無事だったじゃないですか。それで、後で動画を見たら、むちゃくちゃ面白くて。
パクハ:僕も、“痛そうだな”って気持ちになるはずなんですけど、面白くて。
ユンソル:瞭君もそのままバタッとなって、笑っていたんで、面白かったです。
瞭:僕は嫌ですよ。でも、みんなが面白がっているんで。
日向:無事だったのを前提でね。でも、ギリギリ手をついて、伏せていたんですよ。
瞭:一瞬、頭が真っ白になったんですけど、とりあえず手からつかないとって反射でガッと手をついて。今でも見るとちょっと思い出すんで、あんま見ないようにして(笑)。
日向:あれ嫌ですか?嫌だったらやめますよ、もう笑うの。
瞭:ハハハ。いいよ。みんなが面白がってるから(笑)。そういう動画もそうですし、モノマネとかもしたり。日向のモノマネがめっちゃ面白いんですよ。
日向:関わった人をマネするのが得意で。
瞭:特徴をとらえるのが上手いんです。“言ってそう”みたいなところをつくのが得意で、僕は思い出して笑ったりしていて、それこそNIKEE(=「NIK」のファンネーム)の皆さんや外から見ると身内ネタみたいになっちゃうかもしれないですけど、僕らの中で楽しめることで、いつもふざけ合っていますね。


Q.では、2021年を振り返りつつ、2022年はどんな一年にしたいか、目標や抱負などをお願いします!
コゴン:2021年は、ちゃんと活動をしたかったのに、日本メンバーは日本にいるし、韓国メンバーは韓国にいるし、ちゃんと集まって活動することができなくなっちゃって、それがめちゃくちゃ悔しかったです。
ユンソル:コロナの影響があったので、残念な気持ちが多かったということですね。
コゴン:で、2022年は正直どうか分からないです。だから、ただ祈るしかないと思いますが、本当に活動したいです。
ヒョンス:みんなで活動したいですね。
ゴンミン:日本に行って。
ユンソル:ファンの皆さんと対面で、エネルギーをもらいながら、良いステージを見せたいです。
パクハ:メンバーみんな、回って回って、この「NIK」というチームになって、走り出したんですけど、このまま走り続けて最高な年を作りたいし、みんなも言っている通り、日本でも韓国でも直接ファンの皆さんと会って、コンサートをしたいなと思っています。
日向:2021年は、それまで活動できなくて、不安だった年でもあったんですけど、なんとか11人で韓国と日本でデビューして、一歩踏み出せたかなっていう感じで、安心はしてないですけど、本当に始まったなって気持ちです。コロナの関係で行き来が難しいんですけど、2022年はもっと韓国でもいろんな番組に出たいですし、日本の番組にも出たいし、もっとファンの皆さんに会って、本当にやりたいことがいっぱいあるんですよね。とにかく大きい目標もあるんですけど、今はそれが一番したいことですね。
瞭:僕たちのデビューを待ってくださったNIKEEの皆さんとか応援してくださる方々、周りの家族や友達など本当にたくさんの方に支えられて、自分たちもすごくいい環境でスキルアップのために過ごして、満を持してデビューできました。2022年はこの状況がどうなっていくのか分からないですけど、メンバー11人、みんながもっと飛躍していく必要があると思っている、前だけを向いて頑張っているグループなんで、日向も言ったように、目標は本当に大きくて、世界で活躍する、誰もが知っているアーティストになるとか、それこそドームツアーを回るとか、そういうものをできるだけ多く叶えていきたい年にしたいなって思っています。
太一:今、楽しく活動させてもらっていますけど、楽しいだけじゃなくて、僕らは厳しい世界にもいるので、2022年は本当にラストチャンスぐらいの気持ちでやっていかなきゃいけないなと思っています。応援していただくのもそうですし、僕たちも自分たちでケツを叩いて頑張っていきたいと思います。
史也:2021年は走って止まって、走って止まっての繰り返しでしたね。ただ、あっという間に1年が経っちゃうような時間の進み方なので、2022年はさらに本腰を入れて、1個1個もっともっと挑戦していきたいです。そのためには、いろんな方の協力が必要なんですけども、そうやってたくさんの方を助けられるようなアーティスト、そして助けてもらえるようなグループになれたらなと思います。


後編へ続く



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