昨年11月、韓国に入国するシンガポールからの観光客ら。韓国とシンガポールは、新型コロナウイルスを抑制している国・地域同士で隔離なしの自由な往来を認め合う「トラベルバブル」協定を結んでいる(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年11月、韓国に入国するシンガポールからの観光客ら。韓国とシンガポールは、新型コロナウイルスを抑制している国・地域同士で隔離なしの自由な往来を認め合う「トラベルバブル」協定を結んでいる(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が28日発表した統計によると、2021年に韓国を訪問した外国人は96万7003人で前年比61.6%減少した。新型コロナウイルス禍前の19年比では94.5%減となった。

 訪韓外国人を国籍別にみると、米国が20万4025人で最も多く、次いで中国(17万215人)、フィリピン(11万6233人)、インドネシア(4万6563人)、ロシア(3万2897人)、ベトナム(2万2946人)、日本(1万5265人)などの順だった。米国は前年比7.4%減にとどまったが、中国は75.2%減、日本も96.5%減となった。

 21年に外国へ出国した韓国国民は122万2541人で、前年比71.4%減少した。19年比では95.7%減。

 一方、21年12月の訪韓外国人は前年同月比44.6%増の9万150人、出国した韓国国民は同72.2%増の13万9426人となった。新型コロナの感染拡大で前年同月に海外旅行が急減した反動で伸びた。


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