サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が27日発表した2021年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は51兆6339億ウォン(約4兆9300億円)で前年比43.5%増加した。半導体の超好況期だった18年以来の高水準で、過去3番目の大きさだった。売上高は同18.1%増の279兆6048億ウォンと、過去最高を記録した。新型コロナウイルス禍が長引く中でも、半導体事業が業績を支えた。 21年10~12月期の営業利益は前年同期比53.3%増の13兆8668億ウォン、売上高は四半期ベースで過去最高の76兆5655億ウォンだった。 昨年の好業績のけん引役は半導体事業だった。同部門の通年売上高は94兆1600億ウォンと、米インテルをわずかながら上回り、3年ぶりに半導体世界首位に返り咲いた。10~12月期の営業利益は8兆8400億ウォン、売上高は26兆100億ウォンだった。 スマートフォン(スマホ)とネットワーク事業を担うIT・モバイルコミュニケーションズ(IM)部門は、10~12月期に営業利益2兆6600億ウォン、売上高28兆9500億ウォンを計上した。折り畳み式スマホなどハイエンドスマホの売れ行きが良く、パソコンやタブレット端末、ウエアラブル端末などの販売も堅調だった。 テレビと生活家電を扱う消費者家電(CE)部門の営業利益は7000億ウォン、売上高は15兆3500億ウォンだった。 サムスン電子は21年に約48兆2000億ウォンの設備投資を実行した。半導体事業に約43兆6000億ウォン、ディスプレー事業に約2兆6000億ウォンを投じた。
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