韓国の新規感染者数「過去最多」を予想…24日午後9時の中間集計値が初の「7000人突破」

きょう（25日）の午前に発表される韓国の新型コロナウイルスによる一日の新規感染者数が過去最多を記録することが予想されている。

オミクロン株の拡散が加速化する中、きのう（24日）の午前0時から午後9時までに全国17市・道で新型コロナの陽性判定を受けた感染者は7437人と集計された。この時間帯における中間集計値が7000人を超えたのは、今回が初めてである。このことから、集計を締め切るきょう午前0時までの夜間における発生推移を踏まえると、きょうの午前に発表される最終集計値はこれまでの過去最多を記録するものとみられる。

これまでの一日の新規感染者数の最多記録は、昨年12月15日に記録した7848人である。最近の発生推移からみると、今回の最終集計値は初の8000人から9000人台前後になる可能性も排除できない。先週（16～22日）オミクロン株が50.3%の検出率を記録したことで、韓国内でオミクロン株は優勢株となった。専門家たちは「オミクロン株の優勢化により国内の（一日の）新規感染者数が今週中に1万人を超えた後、急激な増加をみせ、来月末にピークを迎えるのでは」と推測している。