日本で新型コロナの感染者が続出、2日連続で5万人台を記録=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本で新型コロナの感染者が続出、2日連続で5万人台を記録=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 日本で新型コロナの新規感染者数が2日連続で5万人台を記録した。日本政府は「緊急事態宣言」に準ずる防疫対策である「まん延防止等重点措置」(以下、重点措置)を拡大適用する案を検討している。

 24日付けの日本経済新聞によると、日本ではきのう(23日)、5万30人の新型コロナ新規感染者が発生し、22日の5万4576人に続いて2日連続で5万人を上回った。22日と23日の新規感染者数は1週間前と比べて2倍以上増加している。23日基準の死亡者数は11人と前日より6人減少し、重症患者は6人増加した430人と集計された。

 首都である東京都の新規感染者が9468人で最も多く、大阪府の6219人、愛知県の3050人がそれに続いた。今月9日、真っ先に重点措置が適用された沖縄県の新規感染者は956人で、1週間前より20%減少した。

 この日の最多感染者1、2位を記録した東京都と大阪府では病床使用率もそれぞれ35.3%、47.8%を記録し、前日より1%、3.4%ずつ上昇した。

 東京都の場合、20代の新規感染者が2411人で最も多く、30代が1694人、40代が1462人の順だった。65歳以上の高齢者の新規感染者数は652人だった。ワクチンの2次接種を終えている新規感染者は4144人で、ワクチン未接種者は2575人だった。また、同地域の無症状感染者(入院患者を除く自宅隔離患者)は2万6556人で、1週間前より3.2倍急増した。

 2日連続で5万人台の新規感染者が発生したのは、伝染力の強いオミクロン変異株が優勢種になったことによるものだと分析されている。これに対して、日本国内では現水準の防疫対策では効果がないという指摘も持ち上がっている。

日本政府は25日に開かれる新型コロナ対策本部会議で重点措置対象地域の拡大など、防疫非常措置の拡大を決定する方針だ。現在、16の広域自治体が追加で政府に重点措置の適用を要請したり、要請を準備している状況だ。すべて承認された場合、重点措置の適用地域は47都道府県のうち、3分の2を超える32か所にまで増加することになる。
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