大統領府パク・ギョンミ報道官は書面ブリーフィングで「習主席が誕生日を迎えた文大統領に温かい祝賀メッセージを込めた書簡を送った。これに対し、文大統領も『感謝する』というお礼の言葉を送った」と伝えた。
パク報道官は「両首脳は今年国交樹立30周年を迎え、両国のこれまでの関係発展の成果を土台にすべての分野での交流と実質協力をさらに強化することにした。中韓戦略的協力パートナー関係をより発展させていくことで一致した」と説明した。
中韓両国は、水面下で習主席と文大統領のオンライン首脳会談開催のための議論を進めているという。
しかし、大統領府内外では、北京オリンピックの開幕式が行われる来月4日前に会談が開かれることは容易ではないという観測が出ている。
これは米中の葛藤が続く敏感な状況で、中韓首脳が議論する議題を調整するのに時間が十分でないと見られているからだ。
政府関係者も「まだ中国側と疎通をしているため、結果を予断することはできないが、現在としては早期に会談が実現するのは難しそうだ」と伝えた。
なお、文大統領は70歳の誕生日を官邸で過ごしている。
22日にアラブ首長国連邦とサウジアラビア、エジプトの歴訪を終えて帰国した文大統領は、オミクロンの拡散状況を考慮して防疫指針に従い、23日から25日まで在宅勤務をすることにした。
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