中国「日米首脳会談は対立を扇動」と反発=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国「日米首脳会談は対立を扇動」と反発=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国が日米首脳会談について「冷戦的思考のまま集団政治を行って対立を扇動している」と批判した。

駐日中国大使館報道官は22日、声明で「日米テレビ首脳会談は、中国関連の議題を悪意的に操作、理由もなく攻撃し、内政について乱暴に干渉した」と反発した。さらに、「我々は強い不満と断固とした反対を表明し、すでに厳正な立場を明らかにした」と伝えた。

バイデン米大統領と岸田首相は21日夜、オンラインで会談を開き、対中けん制策などについて議論した。両首脳は中国・台湾問題の平和的解決を強調し、新疆ウイグル自治区や香港などでの中国の行動に関する懸念を示した。日本とアメリカ、オーストラリア、インドが参加する対中連携を強く意識したクアッド首脳会談も、今年前半に日本で開催することを確認した。

中国大使館報道官は「日本は中国内政について言及したり、故意に中国の顔に泥を塗るなど、両国間の政治的信頼を損ない、両国関係の発展を深く妨害している」、「日本は誤った言動を正し、挑発を止めて、両国関係が損なわれないようにすべきだ」と主張した。

中国官営メディアのグローバルタイムズ(環球時報)も同日、「米国が日本の忠誠度を試す場」だったとし、日米首脳会談の意味を切り捨てた。
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