日本経済新聞によると東京都はこの日、新型コロナの感染状況を分析するためのモニタリング会議を開き、オミクロン変異株が急速に拡散している最近の状況を反映して独自の警戒レベルを最高水準へと一段階高めることに決定した。
東京都の7日間の新型コロナの平均新規感染者数は前日(19日)基準で4555人で、前週比の4倍に急増した。重症化リスクが高い高齢者も245人が含まれている。感染者が急増し、自宅隔離者数も19日基準で1万5550人と、前週より5.6倍増えた。
この日の会議に出席した専門家らは「大規模な感染拡大が続いており、感染拡大が急速に進んでいるため、社会活動の中断が避けられない可能性がある」と口をそろえた。
国立国際医療研究センター・国際感染症センターの大曲貴夫(おおまがりのりお)氏は「同居人からの感染が51.6%で、半分以上を占めた」とし、「今後の動向を綿密に注視する必要がある」と警戒した。
一方、この日の会議では医療システムの脅威水準も最高から2番目に高い段階へと1ランク引上げた。専門家は「日常的な医療サービスの提供を制限し、(新型コロナ危機対応のための)体制を強化する必要がある」と強調した。
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