韓国光州マンション崩壊現場13日の捜索、悪天候により遅れる可能性(画像提供:wowkorea)
韓国光州マンション崩壊現場13日の捜索、悪天候により遅れる可能性(画像提供:wowkorea)
韓国クァンジュ(光州)マンション建設現場崩壊事故の行方不明者の捜索救助作業が、遅れる可能性が出てきた。

13日、光州広域市ソ(西)区事故収拾本部など現場関係者らによると、消防当局は午前7時30分頃、気象条件と現場状況を検討する会議を経て、捜索開始日程を決定する計画だ。

事故収拾本部は前日午後6時頃、メディアを通じて、当初13日早朝から行方不明者捜索作業を開始する計画だと明らかにした。

特に、事故発生から3日が過ぎた時点でも、救助が出来ていない状況であるが、この日午前、光州一帯に多くの雪が降る予定から、捜索が難航すると予想される。

実際、光州気象庁は13日午前、光州とチョルラナムド(全羅南道)西部を中心に3~8cmの雪が降ると予報した。

光州一帯には午前9時、一時間当たり約3cmの大雪が予想され、すでに大雪予備特報が発令された状態だ。

冷たい風も吹き、日中の最高気温は0~3度にとどまり、厳しい寒さが続く見通しだ。

この日、悪天候が予測され、崩壊事故行方不明者の捜索と追加崩壊を防ぐための安全補強措置作業にも支障が出ると懸念されている状況だ。

これに先立ち、光州市災害安全対策本部と警察など関係当局は、12日午前11時34分からドローン(無人飛行体)6機、救助犬6頭とハンドラ要員6人などを動員し、現場捜索を行った。

しかし、追加の残骸落下、設置型タワークレーン崩壊リスクなどにより、大々的な捜索隊員投入が難しく、具体的な成果は収められなかった。

残骸を解体する大型特殊重装備を投入すれば、捜索に加速がつくという見通しがあるが、救助隊の安全の問題上、接近が難しい点が、捜索を難航させている。

災害安全対策本部と消防当局も重装備投入のタイミングを検討しているが、リスク負担が大きく、容易に結論を下せずにいることが分かった。

11日午後3時46分頃、新築工事中の光州西区ファジョン(花亭)ヒュンダイ(現代)アイパーク39階で作業する中、23~38階の一部が崩れ落ちた。この事故で作業者6人と連絡が途絶えた状態だ。

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