光州マンション建設現場での「崩壊事故」は予見されていた?2年半で「14件の過怠料」処分=韓国(画像提供:wowkorea)
光州マンション建設現場での「崩壊事故」は予見されていた?2年半で「14件の過怠料」処分=韓国(画像提供:wowkorea)
崩壊事故が起こった韓国クァンジュ(光州)広域市にあるHDC現代産業開発が建設する新築マンションでは、建設開始から2年半余りの間に13件の行政処分と14件の過怠料処分を受けていたことが分かった。

 12日、光州ソ(西)区によると、事故が発生したファジョン(花亭)アイパーク建設に関連し、2019年5月から事故直前までに324件の苦情が寄せられた。大部分が騒音や飛散したほこりなどだったが、現場点検した西区はこれまでに、現代産業開発側に対し過怠料14件、2200万ウォン(約220万円)を科した。

 点検の結果、作業時間や生活騒音規制基準などが守られていなかったことが明らかになった。こうした問題は最初の摘発以後も改善されることはなかったという。

 これを前に11日午後3時46分頃、花亭アイパークの建設現場39階部分でコンクリートを打設していたところ、23~38階の外壁など構造物が崩壊した。この事故で作業員1人が軽傷で治療を受け、6人の安否が分からないままとなっている。


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