「4者対決」ならば李在明支持率36%、尹錫悦28%…安哲秀は12%に躍進=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「4者対決」ならば李在明支持率36%、尹錫悦28%…安哲秀は12%に躍進=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国の次期大統領選挙が4者対決となった場合、大統領選候補の支持率で共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)大統領選候補がユン・ソギョル(尹錫悦)氏を僅差でリードしているという世論調査の結果が6日、明らかになった。ただし、李候補は連日政策や党内の統合を続けているのにもかかわらず支持率が下落したのに対して尹候補は変動がなく、両者間の格差は縮まった。国民の党のアン・チョルス(安哲秀)候補は上昇の勢いに乗り、初めて2桁台の支持率を得た。

エンブレインパブリック、ケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの世論調査会社4社が共同で実施した2022年1月第1週目の全国指標調査(NBS/National Barometer Survey)の大統領選候補支持率によると、李候補と尹候補の支持率はそれぞれ36%、28%だった。両候補の格差は8%と、12月第5週目の調査で尹候補と李候補の差が11%開いていた時よりも縮まった。

安候補は12%の支持率を記録し、先週に比べて6%も上昇した。正義党のシム・サンジョン(沈相情)候補の支持率は2%にとどまった。分からない、または無回答は20%だった。

各候補の支持理由については、李候補支持層の38%が「候補個人の資質と能力」を最も多く挙げ、尹候補支持層の72%が「政権交代」を理由として挙げた。

大統領選当選の展望については、李候補50%、尹候補26%、安候補2%などの順だった。これまでの大統領選当選の展望では、李候補は12月に入って上昇を続けていたが、尹候補は12月第2週の調査以降、下落傾向を示している。李候補は前週に比べ4%上昇したが、尹候補は4%下がり、李候補が尹候補を3週連続でリードした。

大統領選候補好感度調査では、安候補が42%と最もリードした。続いて李候補41%、沈候補34%、尹候補32%の順だった。

道徳性が最も高いと思われる候補としては、回答者の35%が安候補を選び、17%は沈候補、14%は尹候補、13%は李候補を選んだ。

投票参加の意向を問う質問には回答者の76%が「必ず投票する」と答え、積極的な投票層であることが確認された。一方、消極的な投票層(できれば投票すること)は16%、非投票層(あまり投票するつもりはない、または全く投票するつもりはない)は7%だった。

政党支持率は、民主党が34%、国民の力が31%と、民主党が3週連続でリードした。国民の党は5%、正義党と開かれたウリ党はそれぞれ3%を占め、分からない、または無回答は23%だった。

今回の調査は3日から5日までの3日間、全国の満18歳以上の男女1000人を対象に行われた。標本誤差は約3.1%、回答率は27.9%。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 107