尹喜淑、元国民の力議員(画像提供:wowkorea)
尹喜淑、元国民の力議員(画像提供:wowkorea)
共に民主党(与党)は10日、ユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力大統領選候補の選挙対策委員会に合流したユン・ヒスク(尹喜淑)元議員に対して「厚顔無恥もほどほどに」「自粛して謹慎せよ」と猛爆を加えた。

尹元議員はこの日、SNSでイ・ジェミョン(李在明)共に民主党大統領選候補に対し「ずいぶん前に政治的に葬られなければならないほど、法を軽く考え、人間的にあまりにも足りなかったため、これからかなり良くならなければ、到底見込みがない」と攻撃した。

共に民主党選挙対策委員会報道官を務めるチョン・ヨンギ(田溶冀)議員はこの日、自身のフェイスブックに「議員辞職して3か月しか経っていない尹喜淑元議員にとって、今必要なのは自粛と謹慎だ」と尹元議員を直撃した。

田議員は「国民は尹元議員家族の不動産投機事件を昨日のことのように記憶しており、捜査の結果を待っている。『道徳的破産宣告』を受けた尹元議員は他人を非難している場合ではないと思う」と批判した。

李在明候補陣営に加わったチェ・ミンヒ(崔敏姫)元共に民主党議員もこの日、フェイスブックで「尹喜淑元議員は父親の土地投機で政治的に既に葬られた方ではないか。尹錫悦大統領選候補の隣には土地投機に関わった人たちがうようよしている」と批判した。

続いて「尹元議員、夏にしたことは忘れていない。厚顔無恥にもほどがある」と付け加えた。

一方、国民の力は尹元議員が「選挙対策委員会候補直属機構の『明日が期待される大韓民国』委員会を率いることになる」と明らかにした。

尹元議員が8月に権益委員会の不動産投機全数調査の結果、父親の不動産関連不法疑惑が浮き彫りになり、議員辞職届を提出してから約3か月ぶりの合流となる。

尹元議員はこの日、フェイスブックで李在明候補に対し「その都度、臨機応変になるだけで、一貫した価値や原則はまったくない人物」と指摘した。

続いて「怒りの結集が政権交代のために必ず必要なのは事実だが、結局何を変えなければならないのかを話し、未来に対する希望と期待を描き出すことにつながらなければならない」とし、「雇用・年金・不動産・環境・教育・新産業規制などで改革課題を提示する」と明らかにした。

韓国開発研究院(KDI)出身の尹元議員は、初当選議員として活動していた当時、李候補の基本所得、住宅購入公約などを強く批判し、国民の力で‘李在明狙撃手’と呼ばれた人物である。

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